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清水 好葉(しみず このは)

NIMSジュニア研究員
量子デバイス工学グループ

私は筑波大学の修士課程に所属しながら、2022年6月からMANAの量子デバイス工学グループでNIMSジュニア研究員として研究しています。学生という身分でありながら、NIMSで研究する機会を頂けたことを大変嬉しく思います。

私はトランジスタの研究を行っています。トランジスタは半導体の一種であり、スイッチングなどを行う私達の生活に欠かせないものです。その中でも、私は特殊な出力を持つ有機トランジスタの動作評価や、それを用いたメモリを開発しています。トランジスタの様々な作製工程を経て機能が発現するところに面白さを感じながら、日々研究しています。

私がMANAに来たきっかけは、大学の研究室が定期的に行っている「NIMS見学」です。見学では、現在在籍しているグループから有機半導体開発についての説明がありました。その内容は、私が以前行っていた有機半導体材料の計測研究に比べて応用的であり、半導体材料がどのようにデバイスに利用されていくのか興味を持ちました。また、学生でありながら研究所の世界を覗くことができることは貴重な経験であると思い、NIMSで研究することを決めました。現在約半年が経過しましたが、研究や研究以外のことでも多くの知識を得たため、来てよかったと感じています。まだまだ新米ですが、NIMSという素晴らしい環境の中でより成⾧したいです。

休日には、愛犬と過ごして癒されています。愛犬が楽しそうに遊んでいる姿をみていると、自然と笑みがこぼれて幸せな気持ちになります。 😀

[2023年3月]

休日に愛犬と行ったドッグカフェにて