公的機関や大学との研究交流や研究活動の舞台となる連携センター

2022.01.12 更新

NIMS - 国立台湾大学連携研究センター

"NTU-NIMS Joint Center for Materials Science"

センターについて

本センターは平成25年7月26日に台湾の国立台湾大学との間で締結された「学術連携センターに関する契約」に基づき、国立台湾大学キャンパスおよびNIMS内に設置されました。国立台湾大学とはすでに包括協力協定および国際連携大学院協定を結んでおり、またこれまでにも頻繁に人材交流を行い、平成25年1月には台北市内で合同ワークショップを開催するなど、すでに研究交流も進めていましたが、本センターは長期的な研究者の派遣や研究施設の共同利用等を含め、さらに幅広い先端材料について活発な連携共同研究を進めるために設立されました。

国立台湾大学について

国立台湾大学キャンパス


国立台湾大学は日本統治時代の1928年に台北帝国大学として台湾に創設された総合大学です。
第2次世界大戦後に再編され、現在の国立台湾大学という名称に変更されました。
現在では3万3千人を超える学生が通う台湾随一、かつ、最も権威ある大学となっています。

所在地

[国立台湾大学] No. 1, Sec. 4, Roosevelt Road, Taipei, 10617 Taiwan (R. O. C.)
[NIMS] 茨城県つくば市並木1-1


NIMS-インド工科大学ハイデラバード校連携研究センター

"IITH-NIMS Joint Center for Materials Science"

センターについて

本センターは令和3年4月6日にインド工科大学ハイデラバード校 (IITH) との間で締結された「学術連携センターに関する契約」に基づき、IIITHキャンパスおよびNIMS内に設置されました。
IITHは独立行政法人国際協力機構 (JICA) を通じて、日本政府からキャンパス整備や日本の大学へ留学するための奨学金制度などの支援を受けており、現在は材料科学やAI分野の優秀な人材が集約しています。
NIMSとIITHとは、これまでにも研究交流を進めてきており、令和元年には機関間MOUおよび令和2年には国際連携大学院協定を締結しました。本センターはIITHとの交流をより促進するため、IITHの若手教員がサバティカル期間中に博士課程の学生も帯同してNIMSに滞在し、活発な協働研究を推進できるよう設立されました。

IITHについて

IITHキャンパス


インド工科大学はインドの理工系大学の最高峰であり、中でもハイデラバード校は2008年に設立された新しい大学です。MathematicsやPhysicsといった基礎からComputer ScienceやMaterials Science and Metallurgical Engineeringなどの応用まで16の科学・工学分野の学部を擁し、特に情報科学に関する研究を活発に行っていることで有名です。2020年時点で、1,155名の学部生、635名の修士生、893名の博士生と、222名のフルタイム教員が本学に在籍しています。

所在地

[IITH] Kandi, Sangareddy, Telangana – 502285, India
[NIMS]茨城県つくば市千現1-2-1