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Tea Time

NIMS前景
ここでは新聞等からひろった鉄鋼に関するニュースを簡単にご紹介します。

 

ニュース

2005/5/25(水)
日本経済新聞より
現代自動車 高炉進出
韓国の現代自動車が2010年をめどに高炉事業に進出する予定を発表した。鉄鋼事業への進出で安定した調達ルートを確保するねらいがある。自動車メーカーが自ら鉄鋼事業を傘下に持つのは異例のことだという。
2005/4/28 (木)
日本経済新聞より
自動車リサイクル 適正運用へ実態調査
今年からはじまった自動車リサイクル法。当初の予想より廃車台数が半分程度(1-3月の廃車台数予想100万台のところ、47万台だった)となっており、不法投棄などが心配される。そこで自動車メーカー各社は自動車リサイクルの実態調査をすることになった。不法投棄、不正輸出のほかに、解体業者が鉄くずの価格上昇を見込んで保有していることも考えられるという。
2005/4/9 (土)
日本経済新聞より
鉄スクラップ上場申請
中部商品取引所は、経済産業省に鉄スクラップの先物の上場を申請した。廃車などから発生する鉄スクラップの需要は急増していて、上場すれば市中取引の価格指標になると判断したため。認可が下りれば、日本初のリサイクル資源の先物取引となる。
2005/2/27 (日)
日本経済新聞より
東京製鉄 自動車用鋼板に進出
自動車用鋼板は条件が厳しいため高炉メーカーがいってに鋼板供給を独占してきた。
東京製鐵はスクラップに加える各種合金成分の調整や、鉄を薄く延ばす際の温度管理をより厳しくして
JISに沿った自動車用鋼板を作ることに成功した。鉄スクラップから製造する電炉メーカーとしてははじめての生産となる。
当面は高い品質が求められるボディー材を除いた他の部品用として使用される。
2005/1/14 (金)
日本経済新聞より
韓国POSCO、純利益93%増
韓国ポスコは、2004年決算は、国内外で鉄鋼製品価格が上昇したことを受けて、純利益が前年比93%増になると発表した。今後も世界的な鉄鋼不足に対応するため粗鋼生産を拡大する予定。
2005/1/14 (金)
日本経済新聞より
豪州産鉄鉱石大幅値上げ★5割増
オーストラリアの資源大手、リオ・ティントは日本製鉄に対し、鉄鉱石の価格交渉で5割増を提示。最終的には3〜4割増に落ち着きそうだが、原料炭の2割増とあわせると、鋼材価格の再度の値上げは避けられない見通しだ。自動車、造船などのメーカーの収益にも影響がでるものと思われる。
2005/1/13 (木)
鉄鋼新聞
世界初35mm厚の超鉄鋼 厚板の試作に成功!
物質・材料研究機構、超鉄鋼研究センターでは、従来の10分の1となる直径1ミクロン以下の超微細粒結晶組織からなり、従来比2倍の降伏強さを持つ35mm厚の超微細粒厚板の試作に成功した。原料は王子製鉄で作られたスクラップ材を使用し、日本製鋼所室蘭製作所の設備を使って試作された。スクラップからでも製造できるということは、今後の環境問題を考えても意義が大きい。(この記事のPDFはトップページにありますので、ご覧ください→HOMEをクリック!)
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