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第4回 先進蓄電池研究開発拠点シンポジウム 開催報告

2025年度の先進蓄電池研究開発拠点 公開シンポジウムは終了いたしました。当日は多くのみなさまに会場にお越しいただき、誠にありがとうございました。関係者一同、心より感謝申し上げます。

毎年11月に開催しております先進蓄電池研究開発拠点シンポジウムは、今年で4回目となります。昨年に続き、公益社団法人 電気化学会 電池技術委員会の協力を得て、電池討論会の討論主題の一つとして設定いただきました。第66回電池討論会は11月18日から20日までの3日間、名古屋駅近くの愛知県産業労働センター(ウィンクあいち)にて開催され、約3,000名の学界・業界関係者が参加しました。「COI-NEXT先進蓄電池研究開発拠点シンポジウム」はC会場にて初日午後13:20~18:00の時間枠をいただき、開発設計プロトコル・基盤技術、次世代電池・先端計測をテーマに、連続14件の講演を行いました。
2020年12月にスタートした本拠点の活動は2024~2026年度をフェーズ2として、自立を目指した拠点のあり方を具体化する期間に設定しています。創出した研究開発の加速ツールは、来年度から一般利用を開始できるよう準備を進めています。そこで今回の講演は、今後の共同研究や技術協力への展開を意識して、最新の研究進捗や技術の理解につながる内容としました。金村PLより拠点全体に係るコンセプトやチーム毎の研究概要を紹介した後、チームリーダーや参画大学の責任者、研究員から具体的な研究内容を説明しました。参加者は昨年より大きく増えて250~300名ほど、質問や参考になるコメントを多くいただき、活発な議論が行われました。

今後も公開シンポジウムや講習会等を企画してまいります。また、利用可能な研究成果をより具体的にご理解いただくため、春先にはプロトコル説明会も予定しております。時折HPをチェックいただけると幸いです。

COI-NEXT先進蓄電池研究開発拠点シンポジウム 会場の様子