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NIMS Library x Materials Informatics(MI2I)共催オープンセミナー

テーマ「オープンサイエンスと著作権 / Open science and copyrights law」

開催日: 2016.01.08 終了


いよいよ日本にもオープンサイエンスという言葉が漂着。論文発表の方法としてオープンアクセスという選択肢をようやくに理解しかけたところで、ではどのように研究資金の中で論文出版費を拠出管理するのかという日常の中で、科学の進め方そのものを公にするオープンサイエンスとはどういうことを意味するのでしょうか。

昨春に内閣府が発表した国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する報告書「サイエンスの新たな飛躍の時代の幕開け/Promoting Open Science in Japan -Opening up a new era for the advancement of Science」、その具現化へ向けたフォローアップに関わるお二人を講師に迎え、私たち研究者は何をすれば良いのか - という素朴な疑問に答えていただきます。研究に関わる様々な立場の方の参集をお待ちしています。

講演1 : なぜオープンサイエンスか - 日本として、そして科学の将来に向けて / Open Science – a vision of future of science policy in Japan

講演概要&講演者ご紹介

  • 真子 博 / Hiroshi Manago, 内閣府 政策統括官 (科学技術・イノベーション担当) 付 参事官補佐 (国際 総括)
  • 講演要旨 : 日本がオープンサイエンスを推進することを決めた理由を、国の政策として、 また科学の将来を俯瞰した科学者へのメッセージ
    略  歴 : 1986年文部省。2008年より東京工業大学研究情報部次長・部長、研究推進部長を経て、2012年内閣府、2013年から現職。国際総括として、国際業務全般、特にオープンサイエンス、科学技術基本計画、G7科学技術大臣会合、国際会議、二国間等科学技術協力、OECD等国際機関連携等を担当。

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講演2 : オープンサイエンスに必要となる著作権知識 - 論文の著作権と研究データ / Use of copyrights of research articles and data towards open science

講演概要&講演者ご紹介

  • 末吉 亙 / Wataru Sueyoshi, 潮見坂綜合法律事務所 弁護士
  • 講演要旨 : ①論文著作権の基本とデータも含めた将来観、②日本の著作権議論 (FairUse論) 、③オープンサイエンスとの関係
    略  歴 : 1956年10月11日生まれ、1981年3月東京大学法学部卒業、1983年4月弁護士登録。2014年7月~文部科学省文化審議会著作権分科会委員。

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講演3 : ブレイクセッション / Break session

事前に受けた質問(*)から、政策・法律それぞれの視点から講演者にご回答いただきます。

*オープンサイエンス時代に理解しておきたい論文著作権とデータ共有に関し、事前に受けた質問

Q1. Creative Common License (CC)について
CCのうち、商用を禁ずるNC (Non Commercial)という場合は、例えば研究現場ではどのような場面がありえるでしょうか?

Q2. Creative Common License (CC)について
NC指定された論文を、研究に従事する企業社員が社内議論に使うことは商用にあたるのでしょうか?

Q3. 著作権の例外規定ついて
教育機関に認められる例外規定は、研究機関には認められないのでしょうか? (認められない理由、認められるための条件は?)
NIMSは連携大学院等で、大学院生を内外から多くとっており (年150名規模) 、研究機関として教育にも貢献している実状に、教育機関として認められる要素はあるでしょうか?

Q4. 図表の転用について
研究発表スライドに、他人の発表論文から図表を転用することについて、正しいこと (著作者に同意を求めるべき) に対する許容の範囲は?
これをセルフアーカイブし、オープンアクセスする場合にしなければならない場合も同様でしょうか?

Q5. 図表の転用について
自分の論文に、他人の論文の図表を転用する場合、発表雑誌に対して転載届けをだしますが、その自分の論文をオープンアクセスにする場合に何らかの制限はあるのでしょうか?

Q6. Fair Useについて
図書館でのジャーナル購読問題 (予算減、為替変動等) を背景として、ジャーナル本来のpeer to peerのコミュニケーション (論文を通した発見の共有、人類の知) の限界はどこにあるのでしょうか?
例えば、Twitterに論文提供を求めるタグをつけて、SNSを通して論文を入手するなどの最近のトレンドは、実行ありきなのでしょうか?

Q7. Fair Useについて
Fair Useの将来はどのような方向にいきそうでしょうか。 (教育現場、産学官連携研究、国研などの現場で、どうのように理解をして、オープンサイエンスへの準備をすれば良いか?)

Q8. 論文投稿時の著作権委譲のサインについて
論文投稿時に著者個人の仕事/組織としての仕事として (学会/出版社に) 著作権履行の権利譲渡に、同意の署名を求められますが,運営費交付金での業務として仕上げた論文は後者にあたりますが, (前者の) 投稿者の個人の業務としての論文とは、どのような場合に相当するのでしょうか?

Q9.共著者が機構内外に渡る場合
複数の機関に渡る共同研究として仕上げた場合は,著作権はどうなりますか?
特に,米国等の国研では著作権委譲のサインはしないと伺っています。物質・材料研究機構と米国の国研との共同研究で投稿された場合の著作権はどうなりますか?


セミナー資料

セミナー資料

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イベント・セミナーデータ

イベント・セミナー名
NIMS Library x Materials Informatics(MI2I)共催オープンセミナー
テーマ「オープンサイエンスと著作権 / Open science and copyrights law」
会場
NIMS Auditorium (並木地区)
開催日: 時間
2016.01.08 , 2016年1月8日(金)15:20-17:00
参加料
参加費不要、事前登録必須
言語
日本語 (Japanese only, but free to questions in English)
開催プログラム
司 会 : 谷藤幹子 科学情報室室長
式次第 :
  • 15:20 開会の挨拶 藤田高広理事
  • 15:30 講演1
  • 16:00 講演2
  • 16:30 ブレイクセッション
  • 17:00 閉会の挨拶 寺倉 清之フェロー

お問い合わせ・申し込み

主催:企画部門科学情報室、イノベハブ(MI^2I) 物質・材料研究機構 科学情報室に、ご連絡下さい。 E-Mail: kagaku=ml.nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)
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