ネパール科学技術アカデミー (NAST) と包括協力協定を締結

2013.08.01
(2013.08.06 更新)


平成25年8月1日、ネパール科学技術アカデミー (NAST) のProfessor Surendra Raj KAFLE (スレンドラ・ラジ・カフレ) 総裁がNIMSを訪問され、H. E. Dr. & Mrs. Madan Kumar BHATTARAI (マダン・クマール・バッタライ) 在日ネパール特命全権大使ご夫妻立会いの下、NIMSとNASTの包括協力協定 (姉妹機関協定) の調印式を行いました。

「調印後の潮田理事長 (左) バッタライ大使夫妻 (中央) 、カフレ総裁 (右)」の画像

調印後の潮田理事長 (左) バッタライ大使夫妻 (中央) 、カフレ総裁 (右)



 
ネパール科学技術アカデミーは1982年に科学技術の育成・促進を目的として設立され、現在は24名の会員と約150名の職員により構成されています。

NAST自身が研究機関であるとともに、奨学金や研究資金の支給、国際連携活動、学術活動の評価、政府の科学技術政策への助言、研究機関設立のための財政的・技術的支援等も行っています。

NIMSとネパールとの交流は2010年のネパール化学学会会長 (トリブバン大学教授) のNIMS訪問をはじめ、現在まで6名のネパール人研究者がNIMSを訪問し人的交流を深めてきました。また、2010年と2012年にネパールで開催された国際会議にNIMSから理事長をはじめ、数名の研究者が参加しています。

本協定の締結により、学生やポスドクの派遣などの交流がよりいっそう深まるものと期待されます。
 

関連写真

協定に調印する潮田理事長(左)とカフレ総裁(右)

懇談の様子 カフレ総裁(左)とバッタライ大使(右)

ナノ集積ラインを見学される様子

原子間力顕微鏡を見学される様子

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