ネパール科学技術アカデミーは1982年に科学技術の育成・促進を目的として設立され、現在は24名の会員と約150名の職員により構成されています。
NAST自身が研究機関であるとともに、奨学金や研究資金の支給、国際連携活動、学術活動の評価、政府の科学技術政策への助言、研究機関設立のための財政的・技術的支援等も行っています。
NIMSとネパールとの交流は2010年のネパール化学学会会長 (トリブバン大学教授) のNIMS訪問をはじめ、現在まで6名のネパール人研究者がNIMSを訪問し人的交流を深めてきました。また、2010年と2012年にネパールで開催された国際会議にNIMSから理事長をはじめ、数名の研究者が参加しています。
本協定の締結により、学生やポスドクの派遣などの交流がよりいっそう深まるものと期待されます。