運営体制

当施設は下記の2つのグループ・チームにより運営されています。

マテリアル基盤研究センター・固体NMRグループ:新しい装置の開発と先進材料への適用
 日本電子株式会社及び株式会社プローブ工房との連携のもと、これまでにない新しいNMR装置の開発と開発装置による先進材料分析を進めています。

技術開発・共用部門・強磁場計測ユニット(NMR担当):装置の外部共用
 共用業務として機構内の材料研究者の固体NMR分析を行うとともに、文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ事業(ARIM)に参画し、多くの大学、産業界の研究者の材料分析を担っています。また、成果非公開での分析ニーズに対応するため、NIMS Open Facilityでの受入も行っています。
関係機関・組織
[1] 固体NMRグループ(マテリアル基盤研究センター)
【設  立】2020年4月1日
【これまでに開発した主な装置】
・クライオコイルMASプローブ: 検出系を極低温にすることで固体NMR測定の大幅な感度向上を実現!
・高温パルス磁場磁場勾配NMRプローブ: 700 Kまでの高温での拡散係数測定を実現!
・オペランドNMR装置: 電池材料の通電状態でのNMR測定を実現!
  
[2] NIMS-JEOL計測技術ラボ
【設  立】2015年10月1日(2018年10月1日 連携ラボに改組)
【主要成果】
 ・クライオコイルプローブ(二重共鳴用)の開発
 ・サンプル自動交換装置の開発(特許:第6016373号)
 ・ナローボア用固体高分解能NMR技術の開発
【受  賞】文科大臣表彰・科学技術賞、日本分析化学会・先端分析機器開発賞、他
(注)NIMS-JEOL計測技術ラボは2022年3月に契約満了により終了しました。
-- 日本電子(株)とは共同研究契約により引き続き協力を進めて参ります。--
  
[3] 株式会社プローブ工房
(NIMSベンチャー企業支援制度認定第6号)
【設  立】2006年8月22日
【事業内容】NMR用特殊プローブの設計、製作、販売、納入、メンテナンスなど。
 設立以来、特殊プローブの開発、製作、改造に多くの実績を有し、ユーザーからの支持を得ています。
  
[4] 固体NMR・材料フォーラム
 固体 NMR 分光学の学術的、技術的発展と高分子材料をはじめとする有機及び無機材料の構造解析への応用をはかることを目的とした国内研究者による研究会で、フォーラム・講演会等の開催、ならびに会報及び資料の発行などの事業を行っています。
 詳しくは、下記(または左手のバナー)のリンク先をご覧下さい。
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