沿 革
1993 | 強磁場ステーション発足(旧金属材料技術研究所) |
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1995 | 科学技術庁超伝導材料研究マルチコアプロジェクト(第2期)「1GHz級NMRマグネットの開発」開始 |
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1998 | 共同研究施設として開放開始 |
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2001 | 920MHz (21.6T) 高分解能 NMR マグネット開発 超高磁場超伝導NMRマグネットが、920 MHz(21.6 T)での永久電流モードでの運転を開始。文部科学省超伝導材料研究マルチコアプロジェクトの一環として進められている1 GHz級NMRマグネットの開発にむけた大きな一歩となりました。 ・Persistent-mode operation of a 920 MHz high-resolution NMR magnet, T. Kiyoshi et al., IEEE Trans. Appl. Superconductivity, 12(1), 2002, 711-714 ・Achievement of a 920-MHz high resolution NMR K. Hashi et al., Journal of Magnetic Resonance, 156(2), 2002, 318-321 |
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2002 | 第1NMR 実験棟完成 |
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2003 | 第2NMR 実験棟完成 |
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2004 | 930MHz (21.9T) 高分解能 NMR マグネット開発 当時の世界最高磁場21.9 T(発生磁場に相当する水素の共鳴周波数は930 MHz)で動作する高分解能NMRマグネットを開発。重要性が高まりつつある先端計測分析技術・機器開発において、超伝導NMRマグネットの最高性能機種が世界に先駆けて日本で開発されたことで、タンパク質などの構造・機能解析や固体触媒など材料研究に大きな進展をもたらしました。 ・Operation of a 930-MHz high-resolution NMR magnet at TML, T. Kiyoshi et al., IEEE Trans. Appl. Superconductivity, 15(2), 2005, 1330-1333 |
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文部科学省振興調整費プロジェクト「新機能材料開発に資する強磁場固体NMR」 (代表:清水 禎)開始。 |
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2006 | JST先端計測・機器開発プログラム「超1GHz-NMRシステムの開発」 (チームリーダー:木吉 司)開始。 |
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株式会社プローブ工房設立(NIMSベンチャー企業支援制度認定第6号) |
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2007 | 文部科学省ナノテクノロジーネットワーク・NIMSナノテクノロジー拠点事業に参画。 |
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2011 | 東日本大震災発生 930 MHz高分解能NMRマグネットや開発中の1,020 MHz高分解能NMRマグネットを始めとした多くのNMR装置が被災。 |
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2012 | 文部科学省ナノテクプラットフォーム・微細構造解析プラットフォーム事業に参画。 |
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2014 | NMR 磁石の世界最高記録となる1,001 MHz(23.5テスラ)の磁場発生に成功 NIMSを中心とする研究チームは、世界最高磁場となる超1GHz-NMRシステムの実現を目指して、同年8月から超伝導磁石の磁場を徐々に上げていく作業を開始し、同年10月1日(水)に史上初の超1GHz(1,001MHz:23.5テスラ)となる世界最高磁場の発生に成功しました。 |
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2015 | 世界最高磁場のNMR装置(1,020 MHz, 24.0テスラ)の開発に成功 NIMS、理研、(株)神戸製鋼所、および(株)JEOL RESONANCEからなる研究チームは、JST 先端計測分析技術・機器開発プログラム「超1 GHz -NMRシステムの開発」の一環として、1,020MHzという世界で最も強い磁場(当時)を発生できる超高磁場NMR装置の開発に成功しました。 ・Achievement of 1020 MHz NMR, K. Hashi et al. Journal of Magnetic Resonance 256, 2015, 30-33 |
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NIMS-JEOL計測技術センター発足 本センターは、材料研究に貢献する固体NMRの新しい計測技術を社会へ普及させることを目的とし、両者の最先端技術を駆使して世界トップクラスのNMR装置開発を目指して発足しました。20 年以上の協力・信頼関係のあるNIMSとJEOLとが連携を強化して、NMRによる更なる高度な材料分析 技術の研究に取り組んでいます。本センターの開設にあたり、NIMSとJEOLは協議を重ねた結果、新しいNMR装置はNIMSの得意分野の一つである (無機を含む) 材料分野への応用に特化することとしました。本研究センターの成果をNIMSがモニターとして先駆的・試行的に導入し、NIMS内外の利用者から使用感や要望を集約して、NMR技術の中長期的な向上・発展へとつなげます。 |
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2018 | NIMS-JEOL計測技術ラボ発足(センターからの改組) |
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2019 | NMRステーション発足 桜地区の組織改編に伴い、(旧)強磁場ステーションのうちNMRの共用施設部分を母体に発足しました。 |
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2020 | 新型コロナウイルスのパンデミックに伴う利用停止(4月) 5月から徐々に共用を再開し、6月より通常の運営状態に戻りました。 |
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2021 | 文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ事業(略称:ARIM)に参画(4月) 従来の装置の共用に加えて新たにデータの共用も担う新たな枠組みでの事業が開始され、当ステーションも参画しました。 |
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500MHz高分解能NMR装置の遠隔利用開始(4月) 官民研究開発投資拡大プログラム(内閣府 PRISM)の支援を受け、固体高分解能NMR装置に「遠隔操作」機能を装備して遠隔での装置利用の提供を開始しました。 |
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2022 | NIMS-JEOL計測技術ラボが契約満了(3月) |
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文部科学省ナノテクプラットフォーム・微細構造解析プラットフォーム事業終了(3月) |
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文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ事業(ARIM)が本格始動(4月) |
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2023 | NIMSの組織改編により、マテリアル基盤研究センター固体NMRグループおよび技術開発・共用部門強磁場計測ユニット(NMRチーム)発足(4月) |