固体NMRグループについて
固体NMRは、物質の構造や特性を調べるための基本的な材料分析技術であり、軽元素や非晶質など、他の手法では分析が難しい材料の分析が可能であるという特長などから、年々そのニーズが拡大しています。NIMSのNMR部門では、超強磁場NMRシステムなどの最先端のNMR装置の開発を進めると共に、NIMS強磁場ステーションおよび文部科学省のナノテクノロジープラットフォーム事業などにおける共用業務において実績を重ね、多くの材料研究者の課題解決に貢献してきました。
当グループでは、これまでに蓄積した技術や経験を基盤として、材料の研究開発における様々な課題の解決に固体NMR測定を通じて貢献したいと考えています。課題解決に必要となる新規NMR分析装置・技術を開発して先進材料の分析に生かすとともに、開発した装置・技術を広くNIMS内外に共用することで、より多くの材料研究の課題の解決に貢献することを目指します。また、NMRの技術開発・人材育成・情報発信などを通して、NMR技術の向上と我が国におけるNMR技術の普及にも貢献します。
【これまでに開発した主な装置】
- クライオコイルMAS装置: 検出系を極低温にすることで固体NMR測定の大幅な感度向上を実現!
- 高温パルス磁場勾配NMR装置: 700 Kまでの高温での拡散係数測定を実現!
- オペランドNMR装置: 電池材料の通電状態でのNMR測定を実現!
- 光ポンピングNMR装置:超高感度NMR装置。超低温下で原子核の超偏極状態を生成!






