電子顕微鏡ユニット

初めてご利用になる方は必ず、ご利用前に以下の重要事項をお読みになり、ご同意の上ご利用ください。
 初めてご利用の方へ (PDF)
 設備の利用ルール (PDF)

利用の流れ

 全体的な利用の流れ(ARIM・NOF・内部利用共通)は下記の通りになります。                    
ステップ 詳細
STEP1 利用相談
利用申請の前に、受入可否を判断させていただくために、ご提出いただいております。新規装置利用、技術代行をご希望の方は、「利用相談フォーム」にご記入の上、電子顕微鏡ユニット事務局 <tem[at]nims.go.jp>までお送りください。
Word版利用相談フォーム / PDF版利用相談フォーム
STEP2 ユーザー登録
受入可能と判断されたユーザーへは事務局から各システムのご案内をしています。※登録済みの方は不要です。
  • ARIM:ARIM利用申請システムARIM参照ページ
  • NOF:NOF利用申請システムNOF参照ページ
  • 内部:NIMS微細構造解析装置管理システム マニュアル (2024.3.15更新)
  • STEP3 利用申請~
    利用申請受理

    ARIM・NOF・内部利用それぞれのシステムで利用申請を受け付けております。ライセンス保有者の継続機器利用は利用相談フォームなしで申請受付可能です。
    STEP4 利用開始
    利用形態・ライセンスルールにしたがって共用装置をご利用いただけます。
    STEP5 利用料金請求
    ARIMは毎月締めで楽々明細、NOFは毎月締めまたは一括払いで楽々明細、NIMS内部利用は毎月振替での支払いとなります。
    STEP6 利用終了
    すべての利用が各年度末で終了となります。年度ごとに利用申請が必要です。
    STEP7 利用報告 ARIM及び内部利用者はARIM利用報告書、NOF利用者は簡単な利用報告(非公開)をご提出いただいております。

    詳細情報(関連リンク等)

    利用区分  | 利用形態とライセンスについて  | ARIM・NOF・内部利用の詳細  | 注意事項 

    利用区分:

     利用区分は下記の3通りとなります。    
    利用区分 対象者 利用報告書 データ提供
    NIMS-ARIM
    マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)
    外部利用 公開 選択可能
    NOF
    NIMSオープンファシリティ(NOF)
    外部利用 非公開
    NIMS内部利用 NIMSに職員登録のある方 公開 選択可能
    (原則必須)
    ※データ提供の有無により利用料金は変動いたします。
    ※ARIM / NOF / NIMS内部利用の対象となる共用装置の種類は異なりますので、装置一覧ページにてご確認ください。

    利用形態とライセンスについて:

     利用形態は下記の3通りになります。    
    利用形態 内容 詳細
    機器利用 自分で共用装置を操作したい場合 ユーザー自らが機器を操作する利用形態です。データの解析や考察もユーザーが行います​(事前にライセンスを取得する必要があります)。
    技術補助 自分で共用装置を操作したい場合 スタッフの補助を受けながら、ユーザーが装置を操作します。​ユーザーが自身で安全に操作が行える段階になったら、ライセンスが付与され、機器利用へ移行します。​
    技術代行 ユニットにTEM観察、SEM観察、試料作製を依頼したい場合 TEM観察、SEM観察、分析、試料作製等をスタッフが代わりに実施します。

     機器利用のためにはライセンスの取得が必要です。ライセンス種類は装置により異なります。ライセンスには「A/Bライセンス」と「Cライセンス」の2パターンがあり、ライセンス種類は装置により異なります。(※各装置のライセンス別は、装置一覧ページに記載しています。)

     各ライセンスについて
    Aライセンス:上級者向け。ユーザーの責任でご利用頂きます。NIMS職員は時間外利用も可能です。
    Bライセンス:一般・初級者向け。ユーザー自身で予約・操作が可能です。
    Cライセンス:初心者から上級者の全てのユーザーを対象に、装置担当者との打合せで、サポートの有無を含め利用形態を決めます。

     各地区のライセンス取得方法
    1. 千現地区のA/Bライセンス発行については、利用相談後に個別にお知らせいたします。
    2. 千現地区のCライセンス発行は、装置担当者との打合せ後にライセンスを発行します。
    3. 並木地区のA/Bライセンス発行は、装置操作に習熟されるまでは、技術補助の形態でご利用頂きます。操作習得されたとスタッフが判断しましたらBライセンスを発行いたします。その後十分にお一人で操作できると判断されましたらAライセンスを発行いたします。(※並木地区にはCライセンス装置はありません。)

    利用区分に関する詳細:

    ARIM・NOF・内部利用に関する詳細及び関連リンクは下記の通りです。

     マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)
    NIMS-ARIM
    「最先端装置の共用」、「高度専門技術者による技術支援」に加え、新たにリモート・自動化・ハイスループット対応型の先端設備を導入し、装置利用に伴い創出されるマテリアルデータを、利活用しやすいよう構造化した上で提供します。NIMS-ARIMのご利用に関しては約款に同意していただく必要がございます。装置一覧ページにてARIM利用対象装置をご確認のうえ、下記ページにマテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)装置利用に際しての「約款への同意」等が記載されていますのでご確認ください。
  • NIMS-ARIMのご利用に関して

  •  NIMSオープンファシリティ(NOF)
    NOF
    NIMSオープンファシリティの外部利用に際しては、機構が定める利用約款に同意していただく必要があります。NOF利用申請システムより「ユーザー登録」及び「利用申請」を受け付けています。装置一覧ページにてNOF利用対象装置をご確認のうえ、下記ページのNIMSオープンファシリティの「機構が定める利用約款」「利用方法」に従って利用申請をお願いいたします。
  • NIMSオープンファシリティ利用方法について

  •  内部利用(NIMSに職員登録のある方が共用装置を利用)
    NIMS内部利用の方は全てARIMデータ提供が必要となりました。また、技術開発・共用部門における共用設備等の内部利用について、課題番号制度が導入されました。利用者の方は、年度ごとにNIMSワークフローシステムから研究課題番号を取得し、装置利用を行うことになります。詳細はこちらをご確認ください。
  • 共用設備等の内部利用方法について(NIMS構内からのみアクセス可)
  • 共用設備等利用時の謝辞記載の義務化:

    2024年9月1日より共用設備等を利用して論文等で成果発表する場合の謝辞の記載が義務化されました。下記の例文をご参照ください。

     ARIM登録装置を利用した場合:

    <和文>例:本研究(の一部)は、文部科学省「マテリアル先端リサーチインフラ」事業(課題番号JPMXP12xxNMyyyy)の支援を受けた。

    <英文>例:(A part of) This work was supported by "Advanced Research Infrastructure for Materials and Nanotechnology in Japan (ARIM)" of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT). Proposal Number JPMXP12xxNMyyyy.

     ARIM登録装置以外の共用装置を利用した場合:

    <和文>例:本研究(の一部)は、物質・材料研究機構の(※技術開発・共用部門)の支援を受けて実施された。
    ※( )内は、技術開発・共用部門のユニット名およびエンジニア名などを入れることも可能。

    <英文>例:(A part of) This work was supported by (※Research Network and Facility Services Division) in National Institute for Materials Science (NIMS).
    ※( )内のResearch Network and Facility Services Divisionは、技術開発・共用部門の英語名称(RNFS)である。技術開発・共用部門のユニット名およびエンジニア名などを入れることも可能。

    注意事項:

     電子顕微鏡ユニットのサービスは、対象業務に研究的性質がある場合(「開発要素を含み、自社および民間企業や財団等にて行うことができない研究業務」や「科学技術の振興、社会・経済への貢献等の公共性があるもの」等)にご利用いただけます。「開発要素を含まない試験や分析、試験片の作製等」や「第三者の試料を申請者が下請けし、支援サービスの申請を行った場合」等にはご利用いただけません。またご相談内容によっては、ご利用いただけない場合もあります。