装置利用について How to Use

利用形態 Services in ARIM


機器利用 | 利用者自身で操作 Equipment Operation by users
 機器は利用者自身が操作し、実験します。データの解析や考察も利用者が行います。
 Users operated by themselves. Data analysis is also carried out by users.

技術補助 | 技術スタッフが補助 Technical Assistance
 利用者は操作方法などについて、技術スタッフの補助を受けながら機器を使用します。
 Users operate the equipment with the assistance of technical staff of ARIM.

技術代行 | 利用者に代わり技術スタッフが操作 Operation on behalf of users
 依頼に基づき、技術スタッフが実験・測定・評価・解析を行います。
 Based on the request, the technical staff of ARIM conducts experiments, measurements, and analyses.

データの提供について

ARIM事業では、共用機器等から創出されたデータ等を事業のシステムへ登録することで、複雑なファイル構造をもつデータや多量のデータであっても、見つけやすく、すぐに使えるデータ構造に変換します。
構造化されたデータは、事業参画機関で共通したデータ形式にそろえたデータセットとして蓄積されます。データセットは煩雑な前処理なしに機械学習などにすぐにご利用頂けます。
事業で定められた一定期間の後に、蓄積されたデータセットは事業が認める第三者へ、原則として有償で共用します。共用は非営利・非商用とし、学術および研究目的に限定することで、日本のマテリアル産業の強化に資することを目的とします。
詳細はデータ共用についてのページをご参照ください。
 
ARIMで共用機器をご利用の際は、原則としてデータをご登録頂くことになります。この場合、「データ提供あり」の利用料金が適用されます。
ただしデータ登録にご同意頂けない場合は、「データ提供なし」の利用料金で共用機器を利用することが可能です。

利用の流れ


【STEP.01 利用相談】
利用に関するお問い合わせやご相談は、メールにて随時受け付けております。
また装置一覧のページには装置分野毎の相談メールアドレスも掲載しております。
相談内容や利用希望装置名・解析支援依頼内容等を具体的にお知らせください。
装置担当者から返信いたします。
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【STEP.02 ユーザー登録】
ARIM利用申請システムからユーザー登録を行ってください。
※登録に用いる電子メールアドレスは、所属機関から支給されたものをご利用ください。
 フリーメールアドレスは受付できません。
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【STEP.03 DICEアカウント作成(データ提供ありの場合のみ)
データ提供ありの方は、DICE利用申請からDICEアカウントの登録をしてください。
※STEP.02で登録されたものと同一の電子メールアドレスを必ずご利用ください。
DICEアカウント登録マニュアルはこちら

※データ提供なしを選択された方はSTEP4へお進みください。
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【STEP.04 利用申請】
ユーザー本登録後、利用申請を行ってください。
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【STEP.05 課題審査】
課題審査を行います。受理後、利用可能となります。
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【STEP.06 採択課題実施】
希望支援形態に応じ、採択課題を実施します。
利用予約はこちら
RDEの操作方法手引き(データ登録、閲覧及び DL 方法について)はこちら(データ提供ありの場合のみ) 
 
※異なる分野の装置を利用する場合、同一課題番号で利用できるケースとできないケースがあります。
 各分野の担当者が判断いたしますので、まずは利用相談をお願いいたします。
 同一課題番号で利用できない場合は、別途課題申請が必要になります。
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【STEP.07 利用料金支払】
利用実績に基づいた請求書が毎月発行されますので、利用料金をお支払いいただきます。
利用料金はこちら
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【STEP.08 利用報告作成】
年度末に利用報告を作成していただきます。
利用報告書入力サイトはこちら

謝辞について


本事業を利用して得られた研究結果を外部発表等に利用しようとする際には、このプロジェクトを利用した旨を記載していただくようお願いいたします。

謝辞の例は下記の通りです。
和文:本研究(の一部)は、文部科学省「マテリアル先端リサーチインフラ」事業(課題番号JPMXP12xxNMyyyy)の支援を受けた。
英文:(A part of) This work was supported by "Advanced Research Infrastructure for Materials and Nanotechnology in Japan (ARIM)" of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT). Proposal Number JPMXP12xxNMyyyy.

利用報告について

本事業の研究支援は利用内容の公開が必須です。年度毎、利用終了後には利用報告をご記載頂きます。
利用報告はweb上で公開され、閲覧、検索、ダウンロードできるようになります。
利用報告はweb入力形式を用います。
 
諸事情によりweb入力が難しい場合は、下記の書式で作成し担当領域推進室までご提出をお願いいたします。

  ・利用報告書(Word形式:21KB)

  ・users report(Word形式:22KB)

利用報告は必須となっておりますが、論文投稿・学会発表の準備・特許出願の可能性等の理由で、最大2年間公開を猶予することができます。

 公開猶予ご希望の方は、Word形式の利用報告書を担当領域推進室へお送りください。
 その際、猶予希望期間を事務局にお伝えください。

【利用報告書システムの使用方法や不具合のお問い合わせ】
ARIMセンター運営室:ARIM_report[at]nanonet.go.jp([at]を@に置き換えてください)

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