研究テーマ
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モット転移 モット物理 フラストレート磁性体 量子スピン鎖 金属強磁性 磁気相転移 理論手法

 磁性体の相転移と臨界現象

 磁性体における相転移や臨界現象などに関する研究を行っている。具体的には、量子モンテカルロ法によってIsing的な異方性のある2次元および3次元XXZモデルのスピンフロップ転移(近接斥力の強いハードコアボゾンの超流動-絶縁体転移と等価)[1]やフェリ磁性体の磁気相転移[2,3]について調べた。また、フラストレートした磁性体に対する不純物効果に関する研究も行い、1次元的なフラストレートした強磁性体では微量の濃度の不純物で磁化が不連続に減少することを理論的に示した [4]。

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