物質・材料工学は、種々の応用に向けて材料を開発し適用するのに役立つ基本的学問であり、エネルギー、環境、情報、通信、建設、輸送、医療、福祉など現代の社会基盤を支える重要な工学分野です。本専攻は、金属・セラミック材料工学、ナノ材料工学、有機・生体材料工学、物理工学、半導体材料工学等の分野で、先端装置を用いた実際的な研究経験を通じて、物質・材料工学分野における高度な研究型専門職業人を養成することを目指します。
また、博士前期課程(修士)へは、理工情報生命学術院 数理物質科学研究群 応用理工学学位プログラムにおかれた、計測やデバイス開発に重点をおく「電子・物理工学サブプログラム」、または、物質や材料開発に重点をおく「物性・分子工学サブプログラム」へ進学し、「物質・材料工学クラス」を選択することで在籍可能となります。
博士後期課程(博士)においては、筑波大学 と 物質・材料研究機構の連携により、独立した「NIMS連係物質・材料工学サブプログラム」として、NIMSの精鋭の研究者が大学院教員として研究指導を行います。
2022年2月には、同研究群の国際マテリアルズイノベーション学位プログラムにおいても同様に学位取得が可能になりました。
第一線の研究活動に参画したいという意欲のある大学院生を歓迎します。
研究機関の研究者を大学の教授・准教授として、その機関の研究環境を活用しながら研究指導等を行う「連携大学院」方式に則って実施されている大学院教育です。
筑波大学 公式サイト : 連携大学院