Azo-PI光配向膜上の液晶分子の配向特性


Azo-PI 光配向膜の実用的な応用として 液晶ディスプレイ 用の配向膜があります。
現在、 ラビング されたポリイミド膜が液晶ディスプレイ用の配向膜として広く用いられていますが、
ラビング処理時に発生する塵や静電気が問題となっています(歩留まりの低下)。
そこで、機械的な接触のない配向処理技術の一つとして光配向法が注目されています。  
液晶ディスプレイ用の光配向膜の開発に関する研究として:


液晶のプレチルト角制御

Azo-PI光配向膜とその膜上の液晶単分子層の分子配向の関係

光配向処理の高効率化(作成中)

マルチドメイン垂直配向液晶セル用光配向膜(作成中)

などの研究を現在行っています。なお、本研究は(独)理化学研究所・フォトダイナミクス研究
センターと(株)チッソ石油化学・五井研究所との共同研究です。





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