NMR用装置の設計・製造・販売の会社設立:NIMS認定ベンチャー

2006.12.15
 NIMSは、平成18年11月6日、機構が支援を行う「NIMSベンチャー企業」として、株式会社プローブ工房 (社長 藤戸 洋子、本社 東京都羽村市、本年8月22日設立) を認定しました。
 NIMSが長年にわたる研究で蓄積した固体NMR (核磁気共鳴法) に関する装置開発の技術を移転し、製品化することが狙いです。特に、文科省・科学技術振興調整費「重要課題解決型研究等の推進」制度のH16~18年度実施課題としてNIMSの清水 禎 強磁場NMRグループ長が中心となって行ってきた「新機能材料開発に資する強磁場固体NMR」プロジェクトやその他関連研究などによって得られた研究成果の一部が、今回の移転技術の中に利用されています。清水グループ長は、株式会社プローブ工房の技術顧問として就任し、技術的な助言等を行います。
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