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佐々木泰祐主幹研究員らが日本金属学会「金属組織写真賞優秀賞」を受賞しました
2019.04.16
佐々木泰祐主幹研究員らが第69回日本金属学会金属組織写真賞優秀賞を受賞しました。
受賞対象となったテーマは下記の通りです。
3DAPとTEMの同一視野解析によるマグネシウム合金の転位芯への溶質元素の偏析と溶質クラスタの観察 (共著者:Bian Ming-Zhe、中田大貴、鎌土重晴、吉田雄、河部望、宝野和博)
(上図:Mg-Al-Ca-Zn-Mn合金に2%のひずみを導入後、170℃で20分の時効処理を行った試料から作製した3次元アトムプローブ(3DAP)試料の明視野TEM像と、その試料から得られた3次元アトムマップ)
明視野TEM像からは3DAP試料中に転位が導入されている様子が、3Dアトムマップからは転位芯にCa、Zn、Alが偏析している様子や、母相にナノスケールの溶質クラスターが形成している様子を観察することができます。
原子分解能でTEM観察を行っても観察することが極めて困難な組織因子を3DAPで観察することで、受賞者らが開発したひずみ時効現象を示すマグネシウム合金の強度発現メカニズムを明らかにすることができました。
この手法は、マグネシウム合金に限らず、種々の金属材料の組織-特性関係の解明に適用することが可能です。
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