ニュース

マグノントランジスタに新展開 - スピン波素子の高効率化と集積化を可能にし、実用化に道筋 -

2017.07.03

マグノントランジスタに新展開

- スピン波素子の高効率化と集積化を可能にし、実用化に道筋 -
  慶應義塾大学理工学部物理学科の関口康爾専任講師、物質・材料研究機構の介川裕章主任研究員らの研究グループは、極めて質の高い磁性金属結晶を使うことで、電磁石を使わずに磁気の波 (スピン波) を伝搬させることに成功し、スピン波の発生効率を400%、伝搬速度を最大で80%向上させました。スピン波論理演算素子の実用化を阻んでいる集積化の課題解決に向けて一歩前進しました。
Page top