R7年度第一回 マテリアル先端リサーチインフラ NIMS担当領域セミナー
「なぜ今、マテリアルズ・インフォマティクス実践ハンドブックを書いたのか」
2025.06.30 13:30
~ 2025.06.30 15:00

R7年度第一回 マテリアル先端リサーチインフラ NIMS担当領域セミナーを開催いたします。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
【場所】物質・材料研究機構 千現地区第1会議室(オンライン併用)
【講演タイトル】「なぜ今、マテリアルズ・インフォマティクス実践ハンドブックを書いたのか」
【講師】高原 渉 日立製作所
材料工学専攻出身からメーカーでのMI(マテリアルズ・インフォマティクス)を活用した材料開発業務を経て、日立製作所に入社。現在は、多様な民間企業に向けたデータ分析・コンサルティング・講演・教育に携わるとともに、奈良先端科学技術大学院大学にてMI領域の研究活動も行っている。テーブル・画像・テキスト・材料構造・生成AIなど幅広い領域のデータ分析コンペティションに参加し、実践を通じた研鑽を積んでいる。Kaggle Competitions Master。また、社外講演や執筆活動などを通じて、MIの普及促進にも取り組んでおり、現在は化学工学会「化学工学」誌で 「材料開発者のための MI初級講座」の連載も行っている。
2021年度日本コンピュータ化学会論文賞(吉田賞)受賞。日本コンピュータ化学会 理事。有機合成化学協会「AIと有機合成化学」研究部会 幹事。
【講演概要】2021年度日本コンピュータ化学会論文賞(吉田賞)受賞。日本コンピュータ化学会 理事。有機合成化学協会「AIと有機合成化学」研究部会 幹事。
マテリアルズ・インフォマティクス(MI)は、もはや一部のアカデミア組織や先進企業だけの話ではなくなり、各所で導入・検討が進められています。しかし、実際の材料開発の現場に目を向けてみると、現場の多種多様なデータに対してそもそもMIで何ができるのか、整形されていないデータをどうMIフレンドリーにすればよいのか、分析をしたとしてその結果をどう材料開発の指針に落とし込めばよいのか、と悩む声も数多く聞かれます。こうした悩みの声を受けて、今回ご講演いただく日立製作所・高原 渉様は、MI黎明期からファーストペンギンとして試行錯誤してきた経験や、数々のMIプロジェクトをこなしてきた実践的ノウハウが今こそ求められている時ではないだろうかと思い立ち、MIの教科書「マテリアルズ・インフォマティクス実践ハンドブック」を世の中に送り出されました。
本講演では、執筆されたMIの教科書「マテリアルズ・インフォマティクス実践ハンドブック」の全体的な思想に触れた後に、本書籍をどのように日々の材料開発の場面に役立てることができるかを解説します。これからMIを導入したい方、すでに取り組んでいるが悩みを抱える方にとって、明日から使える実践知をお届けします。
【主催】国立研究開発法人物質・材料研究機構 マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)
【お問い合わせ】物質・材料研究機構 ARIMセンターハブ 担当領域推進室事務局
E-mail : arim-gyomu[at]nims.go.jp([at]を@に置き換えてください)
E-mail : arim-gyomu[at]nims.go.jp([at]を@に置き換えてください)