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課題2:AI駆動型オンデマンド永久磁石開発

産業応用に適した磁石開発を加速する手法を開拓

カーボンニュートラルなどの実現に向けた電動化社会の到来に伴い、駆動モータ用の永久磁石材料の需要は急速に拡大している。
これに迅速に対応するには、資源的な観点で大量消費が可能なR2Fe14B系やRFe12系などのR-Fe系磁石に、用途に適した性能を持つ磁石をオンデマンドで迅速に開発する必要がある。
そこで本課題では、データ駆動型研究を新たに取り入れて、求められる磁気特性を有する磁石の作製プロセスが迅速に得られる「データ駆動型(DD)磁石シミュレータ」を開発し、産業応用に適した磁石開発を加速する手法を開拓する。
磁石組成やプロセス条件、組成設計に必要な熱力学データ、微細構造の特徴量、磁気特性のデータを創出・蓄積し、これらのデータを活用してオンデマンドの特性を持つ磁石材料を開発するツールを整えて磁石開発研究を変革することで、サプライチェーンに影響されない次世代高性能磁石材料を開発する。
 


DXMag主任研究者

プロジェクト リーダー
氏  名 高橋 有紀子
所  属 国立研究開発法人 物質・材料研究機構
担当課題
モデル薄膜、新規材料

氏  名 佐々木 泰祐
所  属 国立研究開発法人 物質・材料研究機構
担当課題
熱間押出磁石

氏  名 世伯理 那仁
所  属 国立研究開発法人 物質・材料研究機構
担当課題
熱間鍛造磁石、磁石シミュレータ

 
氏  名 中村 哲也
所  属  国立大学法人 東北大学
担当課題 放射光解析
氏  名 小山 敏幸
所  属  国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学
担当課題
組織形成モデル計算
 
氏  名 岡本 聡
所  属 国立大学法人 東北大学
担当課題 磁化過程解析


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