丹所 正孝 (TANSHO, Masataka)
マテリアル基盤研究センター 先端解析分野 固体NMRグループ
主幹研究員
E-mail:TANSHO.Masataka=nims.go.jp
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研究内容
燃料電池材料(酸素イオン及び水素伝導体)中の伝導層近くの構造についての固体NMRを用いた解析など。 燃料電池材料はY(イットリウム)とZr(ジルコニア)を含むイットリア安定化ジルコニア(YSZ)など周期表で隣り合う元素の組み合わせにより性能を発揮するものが多い。 近年注目を浴びているBa-M(=Mo/Nb)-Oにおいては、周期表で隣り合うMo(モリブデン)とNb(ニオブ)を識別した構造解析が重要であり、その識別に800MHz固体NMRを用いている。
水素や過剰酸素の付加によっても、伝導層近くのM(=Mo/Nb)O4四面体について、MoO4四面体信号は大きいまま(左側)であるのに対し、NbO4四面体信号は大幅に減少している(右側)。よって、水素や過剰酸素付加の影響はMoよりNbの方が強く受けていることが明らかになった。
Masataka Tansho et al.,
Solid-State 95Mo and 93Nb NMR Study of Ba7Nb4MoO20-Based Materials and Ba7Ta3.7Mo1.3O20.15
The Journal of Physcal Chemistry C. 128 [46] (2024) 19679–19687
10.1021/acs.jpcc.4c02645
研究キーワード
物理化学、無機化学、固体NMR、構造解析、燃料電池、800MHz






