Top Pageへ
1.鉄鋼材料の組織微細化
2.50%圧縮後の断面上の組織
3.数値解析結果
4.一方向加工と多方向加工
5.多方向加工の模式図
6.有限要素メッシュ
7.実験条件
8.加工後の試験片の外観
9.アンビルへの反力
10.ひずみ分布
11.一方向加工のひずみ分布
12.2方向加工のひずみ分布
数値解析で得られたひずみの分布です。
1方向の場合,ひずみは試験片中心のみに集中しており,全体に拡がっていないことが判ります。
ひずみの最大値は約2であり,加工領域の平均値は1.42です。
 2方向加工の場合,大きなひずみが試験片中心廻りに生じていることが判る。赤い領域は2以上のひずみの領域を示しています。その領域は加工領域全体の24%に拡がっています。ひずみの最大値は試験片中心で約2.6であり,加工領域の平均値は1.72です。
 すなわち,2方向から非同時に加工することによって板厚を確保しながら,2以上の大きなひずみを材料の拡い領域に導入できることがわかる。