推進体制

「富岳」電池課題は、物質・材料研究機構(NIMS)、東京大学、名古屋大学、大阪大学、産業技術総合研究所(産総研)、東北大学の6機関に所属する、我が国の二次電池・燃料電池の理論研究を牽引している7名の研究実施者を中心に、約30の連携機関の研究者・技術者と連携しながら、「富岳」を利用した計算・データ材料科学研究を推進していきます。この連携機関の中には企業および企業コンソーシアムも数多く含まれ、最先端の計算・データ科学技術の社会実装も進めていきます。また、文部科学省・経済産業省・日本学術振興会・科学技術振興機構の様々な研究プロジェクトとも連携し、我が国のET技術の発展に貢献していきます。

研究は二次電池、燃料電池それぞれ2つのサブ課題を立ち上げました。二次電池についてはA-1:電解液系次世代二次電池、A-2:二次電池・全固体電池が、燃料電池についてはB-1:燃料電池の電極界面反応、B-2:燃料電池の電解質膜・プロトン輸送を設定しました。これらの個別課題において世界最先端の研究を推進しつつ、4つのサブ課題に共通する物理・化学・材料科学の基礎原理や計算・データ科学技術について情報交換を行いながら研究を展開していきます。

課題の方向性は、課題責任者を中心とした実施者会議にて舵取りを行いますが、二次電池・燃料電池に関わる多くの研究者・技術者との意見交換を通して、重要成果の創出を加速して行く予定です。

実施者

館山 佳尚(物質・材料研究機構)
杉野 修(東京大学物性研究所)
岡崎 進(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
長岡 正隆(名古屋大学)
森川 良忠(大阪大学)
大谷 実(筑波大学)
赤木 和人(東北大学)

特別研究協力者

井上 元(九大)、古山 通久(信州大)、中山 将伸(名工大)

協力者(計算・データ科学研究)

麻田 俊雄(大府大)、ARGUELLES Elvis Flaviano(東大物性研)、安藤 康伸(AIST)、石川 敦之(NIMS)、稲垣 耕司(阪大)、稲垣 泰一(慶應大)、後瀉 敬介(富士フイルム(株))、撰 幹士((株)豊田自動織機)、奥野 幸洋(富士フイルム(株))、GAO Xichan(東北大)、GAO Bo(NIMS)、笠松 秀輔(山形大)、門平 卓也(NIMS)、北 幸海(横市大)、北村 勇吉(静岡大)、黒田 文彬(筑波大)、桑畑 和明(横市大)、桑原 彰秀(JFCC)、小泉 健一(NIMS)、佐々木 遼馬(東工大)、志賀 基之(JAEA)、島崎 智実(横市大)、JANG Seonghoon(NIMS)、白川 裕規(トヨタ自動車(株))、菅 義訓(トヨタ自動車(株))、袖山 慶太郎(NIMS)、高柳 昌芳(滋賀大)、武次 徹也(北大)、竹中 規雄(東大)、立川 仁典(横市大)、田中 佑一(名大)、TANG Zhiye(分子研)、張 賀東(名大)、ZHOU Wenchong(NIMS)、ZHOU Zizhen(NIMS)、永井 哲郎(福岡大)、中井 浩巳(早大)、永田 賢二(NIMS)、萩原 聡(筑波大)、長谷川 太祐(北大)、濱田 幾太郎(阪大)、濵本 雄治(阪大)、春山 潤(東大物性研)、JALEM Randy(NIMS)、藤井 進(阪大)、藤本 和士(名大)、前田 理(北大)、松林 伸幸(阪大)、MUHAMMADY Shibghatullah(東大物性研)、森下 哲典(トヨタ自動車(株))、安田 耕二(名大)、吉田 紀生(名大)、LUONG Huu Duc(NIMS)、LE The Anh(東大物性研)、電気化学界面シミュレーションコンソーシアム(会員:26法人)

協力者(実験研究他)

雨澤 浩史(東北大)、石原 顕光(横国大)、今井 英人((株)日産アーク)、入山 恭寿(名大)、大久保 將史(早大)、久保田 圭(東京理科大)、郷原 一寿(北大)、駒場 慎一(東理大)、田中 優実(東理大)、獨古 薫(横国大)、中村 潤児(筑波大)、林 晃敏(大阪公立大)、松井 雅樹(北大)、藪内 直明(横国大)、山田 淳夫(東大)、山田 裕貴(阪大)、吉信 淳(東大)

「富岳」電池課題 事務局

E-mail: fugakubfc-office [at] ml.nims.go.jp
[at]は@に変えてください。
ページトップ