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柳樂知也 主幹研究員 (構造材料研究拠点 接合・造型分野 溶接・接合技術グループ) が「第79回日本金属学会功績賞」を受賞

2021.03.19
 

柳樂知也 主幹研究員(構造材料研究拠点 接合・造型分野 溶接・接合技術グループ)が(公社)日本金属学会より、金属及びその関連材料に関する学理ならびに技術の進歩に対する功績が認められ、2021年3月16日に「第79回日本金属学会功績賞」を受賞しました。

【業績】
「金属合金の凝固・変形のその場観察を利用した溶接・鋳造欠陥形成機構の解明」
受賞者は、高輝度X線を利用した金属合金の凝固現象、固液共存体の変形挙動のその場観察手法を開発し、結晶成長・相変態などの組織形成機構や固液共存体の変形時に生じる凝固割れの形成機構の解明に取り組んできた。近年では溶接・接合現象へと研究を展開し、高輝度X線を利用したアーク溶接での凝固割れの発生・伝播機構や固相接合中での組織形成機構の解明など独自性の高い優れた研究成果を挙げつつある。今後も先駆的な研究手法により溶接・接合分野においてさらなる研究の発展と活躍が期待される。




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