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上路林太郎 主幹研究員 (構造材料研究拠点 設計・創造分野 塑性加工プロセスグループ) が「第78回 日本金属学会功績賞」を受賞

2021.01.22
 

上路林太郎 主幹研究員 (構造材料研究拠点 設計・創造分野 塑性加工プロセスグループ)が、「第78回 日本金属学会功績賞」を受賞(2020年3月17日)しました。功績賞は、金属学及びその関連材料分野の学術又は工業技術の進歩発達に寄与する有益な論文を発表したもの又は有益な特許を取得したもので、将来を約束されるような新進気鋭の研究者、技術者に対する授賞となります。

[受賞理由]
受賞者は,塑性加工を利用した鋼の組織制御による力学的特性向上に関する研究に従事してきた。主な功績として,微細粒組織化プロセスによる高強度・高延性のみならず高衝撃吸収エネルギーを兼ね備えた高マンガン鋼の試作に関して展開された一連の研究があげられる。近年では,高温圧縮接合により試作できる日本刀型鋼板を新たに提案し,メゾスケールにおける組織設計に関し,異種組織界面形態と相変態挙動ならびに強度・延性について系統的な研究成果をあげており,今後の更なる発展が期待される。




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