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川岸京子 グループリーダー(構造材料研究拠点 超耐熱材料グループ)が「日本金属学会功績賞」を受賞

2019.04.04

川岸京子 グループリーダー(構造材料研究拠点 超耐熱材料グループ)は3月20~22日に東京電機大学東京千住キャンパスで開催された第164回日本金属学会講演大会において日本金属学会功績賞を授与されました。同賞は、金属学または金属工業技術の進歩発達に寄与する有益な論文を発表したもので、将来を約束されるような新進気鋭の研究者、技術者に与えられる賞です。

以下は、詳細な業績の紹介です。

[超耐熱材料および耐酸化コーティングの開発]
受賞者は、Ni基単結晶超合金において合金元素の酸化特性に対する寄与を明らかにし、高温強度と且つ耐酸化性に優れた単結晶Ni基超合金の開発を行ってきた。世界最高の耐用温度を持つ第6世代Ni基単結晶超合金を開発し、さらにこれらの先進単結晶超合金に対応した遮熱コーティングシステムの研究により、基材の強度を低下させず複数回の補修を可能とする、耐酸化コーティングを開発した。タービン効率向上のために航空機エンジンおよび発電タービンにおいて実用化が期待されている。






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