
以下は詳細な業績の紹介となります。
講演のタイトルは「Effect of metal site occupancy in the stability of Cr23-xFexC6 (x=0-23) carbide phases」、著者はM. Souissi, T. Matsunaga, R. Sahara, M. H. F. Sluiter, M. Tabuchi, and M. J. Millsです。同氏は第一原理計算により耐熱鋼中の炭化物の相安定性解析をおこなっています。
今回は、その中でもクリープ特性改善等に重要な多元系炭化物M23C6に注目し、従来の精度を超えた理論解析が可能な新規モデルを提案し、実用温度領域における実験との定量議論の実現について発表しました。