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大屋貴生オープンラボ研究員(構造材料研究拠点 インフラ構造材料クラスターTOPASアソシエイト)が第39回コンクリート工学講演会で「年次論文奨励賞」を受賞

2017.08.21
大屋貴生オープンラボ研究員(構造材料研究拠点 インフラ構造材料クラスター TOPASアソシエイト
ショーボンド建設㈱補修工学研究所)は、2017年7月14日に、コンクリート工学年次大会2017(仙台)で
「第39回コンクリート工学講演会年次論文奨励賞」を受賞しました。
以下は詳細な業績の紹介となります。

2017年7月12-14日に仙台市仙台国際センターで開催されましたコンクリート工学年次大会2017において優秀な
講演の一つとして「第39回コンクリート工学講演会年次論文奨励賞」を受賞しました。
発表題目は「腐食抑制型含浸材の腐食抑制効果評価方法に関する基礎的研究」です。

これは、内閣府のSIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」プロジェクトにおいてNIMSが受託して
いる「インフラ構造材料研究拠点の構築による構造物劣化機構の解明と効率的維持管理技術の開発」のテーマ
の一つ「補修材料評価方法研究会」の中で、新たな機能を有する種々の補修材料の統一的な評価方法を提案
するために進めてきた「腐食抑制型含浸材WG」での電気化学的測定結果の中間報告であり、含浸材を塗布した
供試体中の鉄筋の腐食速度について、直線分極抵抗から求めた腐食速度が実現象を比較的、精度よく評価可能
である、という内容です。

講演ではこれらの研究成果を発表し、本論文が特に優秀な講演と認められ、奨励賞が贈呈されました。
大屋貴生オープンラボ研究員
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