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佐光貞樹主任研究員(構造材料研究拠点 異材接着材料グループ)が第63回高分子研究発表会で「ヤングサイエンティスト講演賞」を受賞

2017.08.07
佐光貞樹主任研究員(異材接着材料グループ)は、2017年7月14日、第63回高分子研究発表会(神戸)で
「ヤングサイエンティスト講演賞」を受賞しました。
高分子研究発表会は、高分子材料に関する研究発表の機会として1955年から神戸で毎年開催されている
伝統のある研究会です。この発表会のヤングサイエンティスト講演は、40歳未満の若手研究者の登竜門
として高分子研究者に広く認知されており、毎年非常に多数の応募が寄せられます。

以下は詳細な業績の紹介となります。
2017年7月14日神戸市兵庫県民会館で開催されました第63回高分子研究発表会におきまして若手研究者
の登竜門として知られるヤングサイエンティスト講演賞を受賞しました。
発表題目は「新規なナノ多孔化技術による分離機能材料の創製」です。
高分子ナノ多孔体は、高付加価値な産業部材として広く利用されています。同氏は高分子材料における
微細孔の形成機構を探究し、「急速凍結ナノ結晶化法」と「プラズマ励起CVD法」というナノ多孔化技術
の開発を行なってきました。これらの多孔化法により従来難しかった汎用の高分子材料を用いたナノ多孔体
の創製が可能になりました。講演では、これらの研究成果を発表いたしました。
授賞式(前列右から3番目が佐光貞樹主任研究員)
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