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構造材料研究拠点 先進構造材料研究棟 竣工

2015.04.28
我が国の社会インフラ(道路や橋など)の多くは、建設後50年以上経過したものが多くなり、老朽化による安全性の低下が大きな社会問題になってきています。このような状況の中、東日本大震災の様な大きな自然災害等が発生した場合のリスクを、出来る限り小さくする防災・減災に向けた強靭な国造りならびに産業競争力強化への取り組みが強く求められています。
そこで、社会インフラ、輸送機械、環境エネルギーや産業インフラといった様々な分野の材料研究を行う当機構を中心に、将来に向けた構造材料研究開発に関するシーズの磨き上げを産学官が連携して強力に進めるため、千現地区に新たな「先進構造材料研究棟(英語名称:Advanced Structural Materials Building)」の建設を進めてきましたが、このたび施工中の事故もなく 無事に工事が完了いたしました。

主たる仕様

構造:鉄筋コンクリート(プレキャストプレストレストコンクリート)造、一部鉄骨造
延床面積:10,562.6 ㎡
階数:地上5階
環境配慮技術:太陽光発電(30kW)、雨水利用、地下躯体熱利用、全館LED照明
特殊設備:床浸みだし冷暖房、構造ヘルスモニタリングシステム、試験機用大型自家用発電機


設計・監理:株式会社 梓設計
施工:清水建設株式会社
上空から(航空写真)
夜景
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