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2024年

The 8th DXMag Seminarが開催されます

2024年5月29日(水)NEW

The 8th DXMag Seminar

Date & Time: 10:00AM - 11:00AM, May 29th (Wed.), 2024.
Place: 8F Middle seminar room, Central Building 811-812, Sengen.
Teamsとのハイブリッド開催



材料開発における4つのインフォマティクスと自律材料探索
岩崎悠真


 1. マテリアル基盤研究センター 材料設計分野
   データ駆動型材料設計グループ主任研究員
2. データ創出・活用型磁性材料研究拠点データ活用促進グループ
3. 外部連携部門 LSTC半導体材料研究ラボ

Abstract:

 近年、人工知能や機械学習を活用したデータ駆動型材料開発技術が大きく注目されている。材料研究者の勘・コツ・経験をデータ科学でアシストすることによって、材料開発の飛躍的な効率化が期待されている。当然、磁性・スピントロニクス材料の開発においても応用可能な技術が数多くある。
そこで、本セミナーの前半は、データ駆動材料開発技術の現状を俯瞰し簡単に説明する。
この技術領域を細かく分類すると、新材料・物性値などをデータ駆動で予測する『マテリアルズ・インフォマティクス』、効率的に材料を合成する『プロセス・インフォマティクス』、効率的に計測・解析を行う『計測インフォマティクス』、材料科学の理解を目的とした『物性(物理)インフォマティクス』に分けて考えることができる。これら4つの分野を簡単な事例を交えて紹介する。
本セミナーの後半は、データ駆動型材料開発技術の一つである自律材料探索にフォーカスを当てて紹介する。自律材料探索とは、機械学習、ロボティクス、シミュレーション等を組み合わせて、広大な材料探索空間を自律的に探索する技術である。本セミナーでは、ロボットを活用した自律材料探索(Robotic autonomous material search)とシミュレーションを活用した自律探索(In-silico autonomous materials search)に分けて紹介し、その後、これらを活用して実際に磁性材料探索を行っている事例を紹介する。

Contact

Planning Office of DXMag
E-Mail: info-dxmag=nims.go.jp ([ = ] を [ @ ] に変えてお送りください)

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