Kohsaku Kawakami
物質・材料研究機構
医療応用ソフトマターグループ
医療応用ソフトマターグループ
グループリーダー
患者の意思で薬物投与を行う皮下埋め込み型DDS担体や、バイオ医薬品の経口投与などを実現するための、機能性高分子材料を開発しています。
エレクトロスプレー法や噴霧凍結乾燥法などを用いて、薬物担体として機能する微粒子を設計しています。とくに多孔性レシチン粒子には、多くの用途が期待されます。
医薬品関連有機化合物を非晶質状態にしたときの、分子運動性や結晶化挙動などを研究しています。医薬品化合物の結晶化速度は、基本的にガラス転移温度のみで説明できることを見出しました。
経肺投与デバイスの開発、赤外サーモグラフィを利用した他検体同時熱分析システムの開発、など。
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