研究トピックスミニ講演

講演時刻 講演タイトル 講演者 所属
10:40-10:55 軽量構造材料における元素機能 井 誠一郎 構造材料ユニット
10:55-11:10 スピンと構造の最表面複合分析 鈴木 拓 光・電子材料ユニット
11:10-11:25 極限トライボロジー材料の開発 土佐 正弘 先進高温材料ユニット
11:25-11:40 走査型ヘリウムイオン顕微鏡によるナノスケール計測・加工 大西 桂子 極限計測ユニット
11:40-11:55 金属ナノ粒子による小腸上皮細胞の物質透過の可視化 中尾 秀信 量子ビームユニット
14:00-14:15 塗布可能な不揮発性発光液体 中西 尚志 高分子材料ユニット
14:15-14:30 メソポーラス・プルシアンブルーの合成 山内 悠輔 MANA
14:30-14:45 シリコン基板上の単原子層超伝導体
- ナノテクノロジーで究極の超伝導体を実現 -
内橋 隆 MANA
14:45-15:00 原子/グレイン構造制御による高性能熱電材料 森 孝雄 MANA

研究者インタビュー動画「ミニ講演研究者に聞く」

第12回 NIMSフォーラムでミニ講演を行う研究者の中から4人の研究者に、今回講演する研究の内容について語ってもらいました。インタビュー動画をお楽しみください。

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金属シェルに覆われた導電性ポリマー ~しなやかで高速形成 三次元配線も~

インタビュー研究者:川喜多 仁
ビーカーの中で3つの物質をまぜ、最後に光を当てるだけ。次世代の配線材料として大きな注目を集めるポリマーが生成します。
外側を銀の粒子でびっしり覆われた、導電性ポリマー。高い導電性と繰り返しの曲げに耐える柔軟性。しかも低コスト…。
他の競合品を圧倒的にしのぐ特性を兼ね備えた新しい導電性ポリマーが、世界のエレクトロニクスを変えていきます。
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高温形状記憶合金の開発

インタビュー研究者:御手洗 容子
金属に力を加えて変形させても、高温にさらすと元の形にもどる形状記憶合金。
通常、室温付近でしか働かない形状記憶合金ですが、NIMSでは400℃という高温で、100%元の形状に戻る合金の開発に成功しました。
「個別のニーズに合わせた形状記憶合金の開発にあたります」と意気込む高温形状記憶合金のプロが、NIMSにいます。

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pnが同じ元素からなる高性能熱電材料 ~希少元素フリーで大ゼーベック係数を実現~

インタビュー研究者:森 孝雄
工場や自動車などで捨てられる大量の熱の利用を目指す「熱電発電」。
NIMSはこれまでになかった画期的な方法を使って、世界でも類のない熱電材料を開発しました。
希少な元素をいっさい使わず、しかもP型とN型を同じ元素で作ることに成功しました。注目の新材料がNIMSフォーラム2012で初めて披露されます。

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日本で唯一の共用開始! 走査型ヘリウムイオン顕微鏡 ~超高分解能で観察・加工~

インタビュー研究者:大西 桂子
日本にたった2台しかないヘリウムイオン顕微鏡がNIMSに導入されました。
共用装置としてみなさんにお使いいただくための配備です。
SEMと比較して圧倒的な高分解能で、しかも超微細加工の出来るヘリウムイオン顕微鏡。
物質・材料やデバイス開発に威力を発揮します。