プログラムの特徴

北海道大学-NIMS連携大学院について

北海道大学とNIMSは、2004年に締結した連携に係わる基本協定を元に、現在に至るまで、研究交流や人材交流・人材育成を活発に進めています。

国際化のために多くの取り組みをしている、世界に開かれた北海道大学、そして、研究だけでなく、学生や若手研究者が学ぶため人材育成の環境を積極的に提供しているNIMS。

この両機関の強みを活かし北海道大学-NIMS連係大学院という制度を通じて、NIMS研究者が北海道大学本学の教授と共に、NIMSで学生の指導を行うようになりました。

その連係大学院の3分野12研究室では、NIMSの研究者が北海道大学の教員として博士後期課程学生の学位論文や研究指導を行っており、化学、生命材料科学、物理における基礎から先端までの研究と、優秀な若手研究人材育成を推進しています。

2018年4月までに、35名の学生が博士号を取得して、研究者や教育者として活躍しています。

研究は物質・材料研究機構で研究、北海道大学で学位取得

北海道大学とNIMSの連携の歴史

2004年12月 連携に係わる基本協定を締結
2008年4月 「北海道大学大学院理学院応用化学専攻」に「ナノセラミック研究室」が設置される。(1研究室・講座)
2008年5月 「北海道大学大学院理学院化学専攻」(現 総合化学院 総合科学専攻)に「先端機能化学分野」が設置される。(4研究室・講座)
2008年9月 「北海道大学大学院生命科学院生命科学専攻」に「フロンティア生命材料科学分野」が設置される。(1研究室・講座)
2009年5月 「北海道大学大学院理学院物性物理学専攻」に「先端機能物質物理学分野」が設置される。(3研究室・講座)
2018年4月 「北海道大学大学院生命科学院ソフトマター専攻」に「ソフトマター機能学」が設置される。(1研究室・講座)