お問い合わせ・FAQ

大学 事務局大学の専攻に関する問い合わせ

北海道大学大学院 総合化学院
北海道大学大学院総合化学院事務室

〒060-8628 札幌市北区北13条西8丁目

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c-sougou@cse.hokudai.ac.jp

北海道大学大学院 生命科学院 および 理学院
北海道大学理学・生命科学事務部事務課大学院教育担当

〒060-0810 札幌市北区北10条西8丁目

011-706-3675

r-gakuin@sci.hokudai.ac.jp

プログラム 事務局NIMSジュニア研究員制度における問い合わせ

国立研究開発法人 物質・材料研究機構
国際・広報部門 学術連携室 大学院係

〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1

029-859-2204

nims-graduate@nims.go.jp

よくあるご質問

出願から合格まで

Q1 北海道大学-NIMS連係大学院で取得できる学位の名称は何ですか?

総合化学院 ・・・ 博士(総合化学)、博士(理学)、博士(工学)のいずれか。英語ではDoctor of Philosophy
生命科学院 ・・・生命科学専攻は、博士(生命科学)、英語ではDoctor of Life Science in the field of Life Science。
ソフトマター専攻は博士(ソフトマター科学)、英語ではDoctor of Philosophy in the field of Soft Matter Science。
理学院 ・・・博士(理学)、英語ではDoctor of Philosophy in the field of Condensed Matter Physics。

Q2 出願方法と出願先について教えて下さい。

北海道大学大学院への出願です。出願先および出願に関する問い合わせは、以下にお願い致します。連絡先はこちらをご参照ください。
総合化学院(化学) ・・・北海道大学大学院総合化学院事務室
生命科学院(生命)および理学院(物理) ・・・北海道大学理学・生命科学事務部事務課大学院教育担当

Q3 入試はどこでどの様に実施するのですか。

北海道大学での実施です。口頭試問と出願書類の内容を元に選抜されます。口頭試問の時間や内容など選抜方法は専攻により異なる場合があるので、入試内容については、予め希望教員にご相談下さい。

Q4 出願時に検定料などは発生しますか。

出願時に検定料30,000円の支払いが必要となります(2018年4月入学希望の場合。料金は改定が行われる可能性もあります)。北海道大学大学院の修了課程を修了予定である場合や国費留学生などの場合は、検定料の納付を要しません。詳細は最新の学生募集要項をご確認下さい。

Q5 入学が決まった場合、入学手続きはどの様に行えばよいですか。

合格通知が郵送される際に、北海道大学の入学手続きが案内されますので、その手続きに従って下さい。併せて、NIMSの登録手続きも必要となります。NIMSの手続きについては、指導教員の指示に従って下さい。

Q6 入学時に必要となる経費について教えてください。

2018年4月入学では、学生募集要項によると入学料282,000円、授業料267,900円(年額535,800円のうちの前期分)でした。(料金改定が行われる可能性もありますので、詳細は最新の学生募集要項をご確認下さい。また、入学金・授業料の免除や徴収猶予の申請を行う事も可能ですが、審査があり、申請すれば認められる訳ではないのでご注意ください。

入学後から学位取得まで

Q1 大学とNIMS、どこで学ぶ事になるのですか。

本専攻の学生全員、NIMS内の研究室に所属し、本連係大学院教員の指導をうけながら、研究活動をNIMSで行います。研究室の所在地は、所属する研究室により、NIMSの千現地区、並木地区、桜地区のいずれかになります。

Q2 NIMSでの活動が中心になるのであれば、北海道大学に行く機会はどの位あるのですか。

学生によって、北海道大学へ行く必要のある回数は異なりますが、年1-2回程度です。なお、学位論文審査は北海道大学で行われます。

Q3 以前からあたためてきた研究テーマがありますが、学位論文研究として実施可能でしょうか?

学生の興味やこれまでの経験、研究基盤等を考慮に入れつつ、指導教員と相談しながら、研究テーマを決定していきます。

Q4 研究室では指導教員以外の研究員の方たちと一緒に研究するのですか?

研究室によって若干環境は異なりますが、指導教員であるNIMS研究者、研究室の他の研究者やスタッフ、ポスドクや他の学生と協力してプロジェクトなどを進めることもあります。すぐ近くで日々活発に研究を行っている人々と活動することは良い知的刺激になることと思います。また、企業、大学や他の研究機関との共同研究などに携わる機会もあるかもしれません。

Q5 普通の大学院と比べて、他の学生と会う機会が少ないのでは・・・

NIMSには、教育・人材育成に関する様々な制度があります。その制度を利用して、国内外から多くの学生がNIMSで学んでいます。彼らと共に、現在・将来に役立つ知識やスキルを身につけていく事になります。また、本専攻においては、全学生の7割以上は、海外の出身です。そのため、同じ専攻や研究室において、普段の研究室での活動や議論を通じ、英語でのコミュニケーション能力も養っていくことになります。また、連係大学院学生と教員全員が集まる機会や交流会も年数回あります。

Q6 修了までに、単位をどの様に取得する必要がありますか?

基本的にはNIMSでの活動で履修する事が可能になっています。また、専攻によっては、北海道大学での集中講義受講が求められる場合もあり、長くても3日間程度です。

Q7 NIMSで行われるセミナーに参加できますか?

NIMSにて開催されるワークショップやシンポジウム、国際交流行事などにも参加することができます。

Q8 在籍する研究室以外のNIMSの共用設備(分析装置など)を使用することはできますか?

指導教員に相談して承認を得て、しかるべき手順を踏めば、たいていの設備は使用可能です。

Q9 実験時の事故・災害に備えて、保険に加入しなくてはいけませんか?

北海道大学を通じて、学生教育研究災害傷害保険に全員加入していただきます。入学時に申し込みをする事で、大学が保険料を負担します。

Q10 一般的な大学院生と同様に、定期健康診断は受けられるのでしょうか?

NIMSでの活動が主となるため、北海道大学での受診は難しくなります。しかし、本連係大学院に在籍している学生は、規定の機会であれば、学生の自己負担なくNIMSで受診する事ができます。電離放射線、有機溶剤、特定化学物質などを取り扱う対象者であれば、特殊健康診断もNIMSで受診可能です。

Q11 在学中あるいは修了後に、学会などで成果を発表することはできますか?旅費の支給が受けられる可能性はありますか?

学会での発表は積極的に奨励されていますが、必ず指導教員の許可を得てください。NIMSにおける成果を学会で発表する際は、出張旅費を支給される場合があります。

Q12 学生寮はありますか?

NIMSには職員向けの寮はありませんが、NIMSから1~6km離れたところに国立大学があるため、近辺には大学生向けのの手頃なアパートが多くあります。

Q13 3年以内に学位が取得できない場合、留年して学位を取得することはできますか。

修業年限(学位を取得し修了するために必要な在学期間)は3年間ですが、在学年限(在学することができる最大の年限)は5年間です。その年限内に学位論文を提出し審査に合格すれば、学位を取得し修了できます。

Q14 学位審査は誰が行うのですか?

物質・材料工学専攻の教員が主として論文審査を行います。必要に応じて、他専攻や他大学の教員が論文審査に参加する場合があります。

NIMSジュニア研究員制度

Q1 NIMSジュニア研究員制度とは、どのような制度ですか?

大学院在学中に、NIMSのスタッフとして研究業務に従事する事によって、賃金が支給されるアシスタントシップ制度です。北海道大学-NIMS連係大学院(総合化学院、生命科学研究院、理学院にてNIMS教員を指導教員とする場合に限る)に所属する大学院生のうち、優れた研究能力を持ち、かつ、研究者としてのキャリアを望む大学院生を対象としています。

原則として、学業は支給の対象外ですが、学生が研究活動をおこなうNIMS研究室での業務に携わるため、学位取得のための研究とも整合性があります。そのため、結果として、学位取得を目指した研究活動に専念することで支給条件を満たす事となります。

Q2 どうすればNIMSジュニア研究員になれますか?

大学の出願期間の約3ヶ月前に、NIMSジュニア研究員の募集があります。募集開始時期などについては、本専攻のトップページでもお知らせいたします。応募書類は、メールにてNIMS大学院係へ送付し、まずは、書類審査に合格する必要があります。書類審査の結果は、出願期間の1-2ヶ月前ごろにメールにて送られます。入学試験の数日前にNIMSで面接を受けた後、北海道大学での入学試験に合格して、入学する事が採用の条件となります。

注意:北海道大学への出願は、この応募とは別です。各自、出願書類を大学へ提出する必要があります。

Q3 NIMSジュニア書類審査に合格した場合、NIMSでの面接と北海道大学での入試、両方を受ける必要があるとの事ですが、面接と入試それぞれの内容について教えて下さい。

NIMSでの面接は、北海道大学での入試 (口頭試問)に準じた内容で行われます。それぞれの機会に応じて別準備をする必要はありません。

Q4 現在、会社に在籍していますが、在学中は休職扱いになり給与は出ません。NIMSジュニア研究員に応募できますか?

在籍したまま応募できます。ただし、復職して給与が支給された時点でNIMSジュニア研究員としての契約は終了します。

Q5 NIMSジュニア研究員に年齢制限と任期はありますか?

年齢制限は設けていません。任期は1年間で、毎年、成績業績などを審査した上で契約を更新します。最長雇用期間は、標準修業年限とされている期間と同じ最長3年間となります。原則として、この年数を超えることはできません。また、大学院を退学、あるいは標準修業年限よりも短い期間で修了した場合も、その時点でNIMSジュニア研究員の契約は終了になります。

Q6 NIMSジュニア研究員になるためには、 いつ応募すればよいのですか?

NIMSジュニア研究員は、公募による採用です。公募開始は、入試の4-5ヶ月前に募集開始となります。10月および翌年4月入学者を対象とした8月実施の第一次学生募集に係る公募開始は4月頃です。4月入学者を対象とした翌年2-3月実施の第二次学生募集に係る公募開始は9月頃です。詳細はこちらでご確認下さい。

Q7 NIMSジュニア研究員の勤務日数と月収を教えてください。入学月から支給されますか?また、家賃の補助はありますか?

月当たりの勤務日数の上限は、博士後期課程で原則13日(月額約19万円)としており、正確には審査によって決定されます。実際の支給額は、所得税を控除した額になります。雇用開始日は入学日です。また、給与は翌月中旬に支給されます。 住居手当の支給はありません。

Q8 NIMSジュニア研究員制度と日本学術振興会(JSPS) 特別研究員制度の両方に応募することはできますか?

可能ですが、両方に採用されても、どちらか一方としか契約できないのでご注意ください。

Q9 NIMSジュニア研究員に採用されている間、他の奨学金をもらう事は可能ですか?

奨学金を受けることは可能です。ただし、奨学金の種類や内容によって、NIMSジュニア研究員としての月収が割り引かれることがあります。

Q10 NIMSジュニア研究員に採用された場合、これまでの日本学生支援機構の返済は免除されますか?

NIMSジュニア研究員は、その勤務条件から返還免除職には該当しません。返還免除の詳細については、日本学生支援機構にお問い合せください。

Q11 NIMSジュニア研究員に採用された場合、他にアルバイト等はできますか?

本制度は、学業ならびに学位取得のための研究に学生が専念できるように設けられた制度で、NIMSジュニア研究員には、就業規則上、職務専念の義務があります。そのため、その職務に影響を及ぼすアルバイト等は認められません。留学生の場合も同様に、他のアルバイトはできません。留学生がアルバイトをする際に必要となる「資格外活動許可」の範囲内となるように、本研究員の勤務条件は調整されています。

Q12 NIMSジュニア研究員に採用された場合、入学金や授業料は免除されますか?

NIMSジュニア研究員採用では免除となりません。しかし、採用された場合、北海道大学への入学金・授業料の減免申請の結果によって、NIMSで入学金を立て替える事が可能です(ただし審査があります)。