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濃い液体が秘める新機能を発見、新世代の電解液へ(プレスリリース)

2014.03.24
東京大学、京都大学、NIMSの研究グループはリチウムイオン電池の急速充電、高電圧作動を可能にする新規な電解液を開発し、スーパーコンピュータ「京」を用いてその作動メカニズムを解明しました。この電解液は、超高濃度のリチウムイオンを含む“濃い液体”で、「高濃度=反応が遅く電解液に適さない」という通説を覆し、従来の3分の1の時間で充電を可能にするものとなっています。

論文:Yuki Yamada, Keizo Furukawa, Keitaro Sodeyama, Keisuke Kikuchi, Makoto Yaegashi, Yoshitaka Tateyama, and Atsuo Yamada, J. Am. Chem. Soc., 136, 13, 5039–5046 (2014)
▶DOI:10.1021/ja412807w

▶プレスリリースhttps://www.nims.go.jp/news/press/2014/03/p201403240.html
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