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強磁場計測ユニットとは

強磁場計測ユニットは、超伝導磁石をはじめとする強磁場マグネットを用いて、電気・磁気・光学測定や高磁場NMRなど、多様な物性評価を支援するユニットです。
半導体、磁性体、超伝導体、ナノ材料、量子マテリアル、電池材料・触媒材料など、幅広いマテリアルの材料特性評価に対応しています。従来の手法では得られない局所構造や電子状態、物性情報の抽出を可能にし、新材料探索や物性起源の解明、先端デバイス材料の高度化に必要となるデータ取得のための環境を提供しています。

ご利用までの大まかな流れ

① 事前相談

測定したい内容・試料情報を元に、装置担当者が実施可能性を確認します。「どの装置を使えばよいか分からない、測定可能かわからない」段階でもご相談いただけます。

②利用形態の決定

大学・企業などの外部利用と、NIMS職員による内部利用では、申し込み方法・必要書類・料金体系が異なります。相談内容に合わせ、適切な利用方法をご案内します。

③利用申請(外部・内部で手続きが異なります)

利用形態が決まりましたら、下記リンクの手続きページより必要書類・申請手順をご確認ください。

※詳細は、各利用者向けページをご参照ください。

④ 利用承認・日程調整

申請内容を確認し、利用承認が出たあと、利用日時を確定します。

⑤ 測定実施(来所または代行)

機器利用/技術補助/技術代行のいずれかを選択していただきます。
必要に応じて操作講習を受講していただきます。強磁場特有の安全面に配慮しながらスタッフがサポートします。

⑥ データ受領・成果利用

計測データは、測定終了後に提供します。
成果の公表・論文発表を行う際は、謝辞表記をお願いしています。
(利用形態によって違いがございます。)
【謝辞例】
和文:本研究(の一部)は、国立研究開発法人物質・材料研究機構 強磁場計測ユニットの設備を利用して実施した。
英文: This work (in part) was performed using the facilities of the High Magnetic Field Measurement Unit at the National Institute for Materials Science (NIMS).

ご準備いただきたい情報

  • 試料の詳細
    (組成・形状・サイズ・取り扱い時の安全性や注意点など)
  • 測定したい内容・目的
    (電気抵抗、ホール効果、磁化、高磁場NMR 等)
  • 希望する測定条件
    (磁場範囲・温度範囲・測定方向など)
  • 参考にしている論文やデータ
    ※必須ではありません
  • 希望する測定形式
    (機器利用/技術補助/技術代行)

強磁場環境を利用する際の注意事項

強磁場環境での測定は、通常の分析装置とは異なる特徴があります。

  • 物理的な影響(磁力・発熱など)などにより測定が制限される可能性があるため、測定試料について事前に装置担当者と打ち合わせが必要になります。
  • 液化ヘリウムなどの冷媒の取り扱いがある場合には、技術者の指示に従って作業を行います。
  • 安全にご利用頂くため、装置の操作講習や測定中の立ち会いが必要な場合があります。
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