「ジオマテリアルの研究」



《概要》
46億年の地球史の中で検証と淘汰された「自然の循環」に注目し、環境汚染、地球温暖化問題を解決し、循環型社会の実現を図る。
そのために、地球を構成する主要な岩石鉱物(ジオマテリアル)およびその仕組みを模倣・技術化・利用(ジオニクス)することにより、
ユビキタス元素よりなる超低負荷環境材料、安全・安心・快適な材料、高機能性環境浄化材料、機能性ナノ複合材料、材料を創出し、
その素材としての応用をめざす。


《専門分野》
自然界と物質世界を総合するエンジニアリング、システムのデザインのために、「地球に学ぶ・地球の仕組みの模倣」をキーワードとして
環境に負荷をかけない優れた材料および技術の開発を行いました。

1)層状複水酸化物新規合成法:陰イオン吸着特性の向上のための脱炭酸イオンプロセスの開発
2)ユビキタス元素よりなる層状珪酸塩系新規光触媒材料の開発
3)ポリマー・クレイナノコンポジット:ポリマーのガスバリア性・力学特性・耐熱性等の高性能化



【メンバー】
リーダー 葉 金花 環境再生材料ユニット ジオ機能材料グループ
田村 堅志 環境再生材料ユニット ジオ機能材料グループ
井伊 伸夫 境再生材料ユニット ジオ機能材料グループ
皆川 和己 構造材料ユニット 構造体化グループ   
  末原 茂 理論計算科学ユニット 材料特性理論グループ