早稲田大学 x NIMSジュニア研究員
プログラムの特徴

早稲田大学とNIMSの連携について

 2008年12月、早稲田大学の教員を兼務する物質・材料研究機構(NIMS)研究者と早稲田大学本体の教員とが連携して、博士後期課程学生を指導する研究・教育制度が、先進理工学研究科 ナノ理工学専攻内に発足しました。

 また2019年9月からは、 基幹理工学研究科 材料科学専攻にも同様の連携体制が形成されました。

 大学と研究機関の連携により、物質・材料科学に関する充実した教育・研究環境を整えられています。

大学院生への様々なサポート

 NIMS研究者と早稲田大学教員からの研究指導を受けるだけでなく、様々な場面でNIMSと早稲田大学の両方からサポートを得られるのも本プログラムの特徴の一つです。研究環境や学生生活、そして経済面へのサポート制度を利用しながら、学位取得を目指してもらえるようにしています。

NIMSジュニア研究員制度
経済面を心配することなく、学位取得のための研究に専念できるよう、優れた能力を有する大学院生に対し、NIMSの研究業務への貢献について賃金を支給する制度があります。

早稲田大学の奨学金
早稲田大学には、民間・学内・国費など非常に多くの種類の奨学金があります。理工学術院サイトでも募集中の奨学金情報が得られるほか、在学生に学内システムのみで周知される情報もあります。

早稲田大学の就職・キャリア支援
様々なキャリア支援が大学より提供されています。機会を活用しながら、キャリア設計をしていく事が可能です。

先進理工学研究科 ナノ理工学専攻

 ニューセラミックス、無機材料、半導体、生体材料、高分子材料、金属結晶系の分野を主な研究対象とし、早稲田大学のグローバルCOEの環境の下、学際性と開放性をもって、産学連携と併せた「ナノ理工学」を推進している専攻で、NIMSで研究活動をすることにより、早稲田大学での学位取得が可能になっています。

公式サイト: 先進理工学研究科 ナノ理工学専攻

基幹理工学研究科 材料科学専攻

 鉄鋼、非鉄金属、素形材等の材料系産業はもちろんのこと、重工業、自動車、電気・電子、インフラ系、医療系産業等、日本の基幹産業の発展に必要な材料科学の学問体系を追求する。さらにそこに数理的な視点を加え、次世代材料の研究開発に関わる人材を育成する専攻とNIMSとの連携です。

公式サイト: 基幹理工学研究科 材料科学専攻