本プログラムにおいて、博士後期課程の学生は、NIMSの研究者と早稲田大学の教員から研究指導を受ける事ができます。早稲田大学および物質・材料研究機構に設置されている研究装置・設備を利用でき、より質の高い研究をすることができます。
NIMSにおいては、NIMSでの研究活動を通じて協定を締結した大学院から学位を取得できるようデザインされた「NIMS連携大学院」制度に該当するプログラムです。従来型の連携大学院制度と異なり、NIMS研究者が大学院教育と専攻運営に密接に係わることにより、教育を重視しつつ、学生が高度な研究活動を行える環境を整えています。
国外からの学生も多く、国籍や言葉の壁だけでなく、物質・材料科学における専門分野や経験の違いを越えて、NIMSで互いに学び合える学習環境を形成しています。
NIMS連携大学院では、年2回、在籍学生による研究中間報告会「学生セミナー」実施しています。在籍する全学生と全教員が参加する中、自己の研究の進捗状況を英語で発表し、指導教員以外の教員からも講評を受けます。学位取得までのスケジュールを確かなものとすること、そして、プレゼンテーション能力や英語力の向上を目的としています。
2024年4月開催の学生セミナーではJoël Moreiraさん(島村先生)、2023年12月は田畑 千尋さん(川岸先生)、2023年4月は小田 陽之さん(館山先生)が優秀発表賞を受賞しています。
早稲田大学 理工学術院のウェブサイトでは、入学を考えている方、在学生そして卒業生向けのさまざまな情報を見つける事ができます。
また、修士課程の学生もNIMSで研究指導を受けることが可能です。
詳細は、 先進理工学研究科 ナノ理工学専攻 修士課程の募集要項をご覧ください。
* 修士課程への進学の場合、NIMSジュニア研究員制度への申請は適用外ですが、早稲田大学の各種奨学金への申請が可能で、NIMSでも経済サポートが得られる可能性があります。指導を希望する教員にご相談ください。
国際誌への投稿を目的とした英語での論文執筆について学ぶ Doctoral Student Technical Writing の1単位、研究倫理科目1単位、選択科目3単位(2単位までは修士の講義も履修可)の取得が必須となります。大学での受講が必要な科目もありますが、NIMSから頻繁に大学に行く必要はありません。
また、毎年、NIMS-Waseda Joint Symposium として、専攻の全学生と教員が集まって実施される研究発表会もあります。
研究科要項や時間割は、理工学術院 要項・シラバスのサイトをご参照ください。
研究倫理科目1単位、選択科目4単位の取得が必須となります。選択科目には、英語系科目、産業社会系/教養系科目、人間的力量科目(ビジネス創出)があり、科学技術に関する広い知識と、人文・社会科学系の知を含む幅広い教養、将来への洞察力を養う機会があります。
大学での受講が必要な科目もありますが、NIMSから頻繁に大学に行く必要はありません。
研究科要項や時間割は、理工学術院 要項・シラバスのサイトをご参照ください。