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受賞

茨城県科学技術振興財団 2025年度つくば奨励賞(実用化研究部門)|Rudder Wu 主任研究員

2026年2月13日、NIMS構造材料研究センター(RCSM)のRudder Wu 主任研究員が、茨城県科学技術振興財団 2025年度つくば奨励賞(実用化研究部門)を受賞しました。

茨城県科学技術振興財団 2025年度つくば奨励賞(実用化研究部門)

研究主題:持続可能な未来を支える革新的なマテリアル・イノベーション:TIISA 断熱材技術の展開と社会実装

中空粒子や一次粒子などの微粒子を利用して粒子間の空間を制御し、非常に低い熱伝導率を有する流動性固体断熱材TIISA®の開発に成功しました。TIISA®は地球にも人体にも安全でしかも安価なアモルファスシリカ材質で構成されています。
その微細化により、既存のエアロゲルからなる粉体の体積の10倍を超えるかさ高い粉体の作製に成功し、それによりナノ構造界面でのフォノン散乱による断熱性を制御し、熱伝導率を低減することを可能にしました。本開発材料は、広範な使用可能温度(-253℃から1300℃)に対応しているため、自動車、家電、建設など多岐にわたる分野での応用が見込まれます。
このようにTIISA®は従来の断熱材と比べて優れた性能と経済性を兼ね備えた材料であるので、社会に広く浸透しエネルギー効率を地球規模で向上させることが期待されます。

  • Rudder Wu

    構造材料研究センター 材料創製分野超耐熱材料グループ 主任研究員

Rudder Wu
賞状
授賞式

左より、丸山 清明 つくばサイエンス・アカデミー副会長、Rudder Wu 主任研究員、五十嵐 立青 つくば市長