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令和2年度 花王科学賞を川井茂樹グループリーダーが受賞
2021.06.04
2021年6月1日 花王芸術・科学財団より、令和2年度花王科学賞贈呈式が行われ
川井茂樹グループリーダー (先端材料解析研究拠点・ナノプローブグループ)
が令和2年度花王科学賞 (プローブ顕微鏡を用いた単分子の操作と局所化学合成) を受賞しました。
当表彰は、我が国における「表面の科学」の〈化学・物理学分野〉と〈医学・生物学分野〉
の基礎・基盤研究の振興と若い研究者の育成に貢献することを目的として
公益財団法人 花王芸術・科学財団により設立されました。
国内の国公私立の大学、または研究所等において本人の主体的な研究によって独自の成果を
挙げた令和3年4月1日現在45歳以下の日本在住の研究者を対象としています。
川井茂樹グループリーダー (先端材料解析研究拠点・ナノプローブグループ)
が令和2年度花王科学賞 (プローブ顕微鏡を用いた単分子の操作と局所化学合成) を受賞しました。
当表彰は、我が国における「表面の科学」の〈化学・物理学分野〉と〈医学・生物学分野〉
の基礎・基盤研究の振興と若い研究者の育成に貢献することを目的として
公益財団法人 花王芸術・科学財団により設立されました。
国内の国公私立の大学、または研究所等において本人の主体的な研究によって独自の成果を
挙げた令和3年4月1日現在45歳以下の日本在住の研究者を対象としています。

受賞理由
プローブ顕微鏡を用いた単分子の操作と局所化学合成
走査型プローブ顕微鏡(SPM: Scanning Probe Microscopy)を用いた
直接的な分子骨格の観察を通して、ピコメートルの分解能で単分子やその凝集系の構造や
状態の解析を実現し、表面科学(surface science)と化学(chemistry)の境界領域である
表面化学の発展に大きく寄与。本業績により、SPMが表面化学の分野において欠かすことの
できない重要な評価装置であることを示した。
直接的な分子骨格の観察を通して、ピコメートルの分解能で単分子やその凝集系の構造や
状態の解析を実現し、表面科学(surface science)と化学(chemistry)の境界領域である
表面化学の発展に大きく寄与。本業績により、SPMが表面化学の分野において欠かすことの
できない重要な評価装置であることを示した。