透過型電子顕微鏡(TEM)を使った観察・分析を体験できます
研究者体験コース 「電子顕微鏡リアル体験」
高性能な透過型電子顕微鏡(TEM)と、
集束イオンビーム(FIB)と走査型電子顕微鏡(SEM)が一体化したFIB-SEMを、
専門家の説明を受けながら実際に操作!
※学生向けの体験のため、お申し込みできる方に制限がございます。
詳しい条件は各体験の詳細をご覧ください。
このイベントは 事前予約(先着順)が必要です
高性能電子顕微鏡の操作体験

透過型電子顕微鏡(Transmission electron microscope:TEM)を使った観察・分析の体験をしていただける、大学生と大学院生の方向けの体験コースです。
TEMのレンズはコイルに電流を流し、それによって発生する磁場によって焦点の位置を変えられ、レンズ電流を変更することで、実像観察モードと回折図形観察モードの切り替えを瞬時にできます。また、収束した電子を走査することにより走査透過型電子顕微鏡像も得ることができます。さらに、複数の電子検出器を使うことで暗視野と明視野像を同時に取得することができ、X線検出器を用いることで観察領域の元素分析もできます。
参加方法 | 要事前予約(先着順) ※大学生/大学院生の方がお申し込みいただける体験です。 |
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開催時間 | ① 午前10:15~ ② 午後13:15~ (各回1時間30分程度) |
定員 | 各回5名 |
集合場所 | 千現地区総合受付 |
集束イオンビーム装置の操作体験
極薄電子顕微鏡試料を作製する装置の操作見学と、実際に操作を体験できます。

物質・材料研究に必須な透過電子顕微鏡(TEM)観察では、電子線が透過できる ように事前に試料を薄膜状に加工しておく必要があります。その有力な方法が、集束イオンビームの照射による試料のスパッタリングを利用した、集束イオンビーム(FIB)法です。今回、試料観察用の走査電子顕微鏡(SEM)が付属した、FIB-SEM複合装置(日立ハイテクEthos NX5000)を用いて、基本工程となる「①試料のエッチング」と「②ガスデポジションによる保護膜形成」を体験していただきます。
参加方法 | 要事前予約(先着順) ※中学生、高校生/高専生、大学生/大学院生の方がお申し込みいただける体験です。 |
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開催時間 | ① 午前10:30~ ② 午後14:00~ (各回30分程度) |
定員 | 各回4名 |
集合場所 | 並木地区総合受付 |