ICYS(若手国際研究センター)について
若手国際研究センター(ICYS)は、NIMSが2003年に設立した、材料科学分野の若手リーダーを育成するプログラムを運営するセンターです。博士号取得から10年以内の強い意欲を持った研究者が、研究センターのグループに属さずICYSの一員として採用され、NIMS内外のさまざまな研究グループと連携しながら、独自の研究テーマに専念できる理想的な環境を提供しています。
ICYSには、厳しい選考を経て、世界中から優秀な研究者があつまります。彼らは、時にライバルとして、時に良き仲間として互いに励まし合いながら、材料研究の最前線を目指しています。研究専用の資金や異分野交流の機会など、キャリアを力強く支援する体制も整えています。
設立理念と沿革
ICYSは、"International, Interdisciplinary, Independent and Innovative ( )"を基本理念として掲げています。若手研究者が自立した立場で革新的な材料科学研究に挑み、多様なバックグラウンドを持つ人材が、世界の第一線で活躍できる環境づくりを目指して設立されました。2003年の設立以来、NIMSの先進的な研究基盤を活かしつつ、ICYS PI • ICYS RFという2つのプログラムを通じて、次世代を担うリーダーの育成と国際共同研究の推進を発展的に続けています。
組織と運営体制
ICYSは、センター長を中心に、組織的かつ柔軟な運営体制をとっています。センター長(Dr. 髙木英典)、センター長代理(Dr. 古原忠)、副センター長(Dr. 伊藤耕三)、が意思決定・運営を担い、事務局が日常的な運営をサポートしています。
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センター長髙木英典[ご挨拶ページへ] |
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センター長代理古原忠 |
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副センター長伊藤耕三 |
ICYS事務局:問い合わせ・事務サポート
※ICYSメンバーの詳細や研究内容は[メンバー]ページをご覧ください。
ICYSの主要プログラム
若手研究者が自らのアイデアに基づき独立して研究に取り組むことができる、理想的で国際性豊かな環境と充実した支援体制を備えた育成プログラムを提供しています。
ICYS Principal Investigator (PI)
小規模な研究ユニットを自ら立ち上げ、世界レベルで競争力のある独自の研究分野を開拓できる独立したポジション(任期5年)。
ICYS Research Fellow (RF)
若手研究者が自身の研究テーマに柔軟に取り組むことができる任期制研究職(任期3年[最長5年])。
米国滞在若手研究者向け特別公募(随時)
米国の研究環境で困難を抱えている若手研究者に、独立した研究機会を提供する特別公募。
JSPS公募
日本学術振興会「研究環境向上のための若手研究者雇用支援事業」(特別研究員PD等)採用者を、ICYS RFとして雇用する制度。(日本国籍または日本の永住権を持つ方対象)
研究者の多様性・国際性
ICYSには、さまざまなバックグラウンドを持つ研究者が世界中から集っています。材料科学をはじめ、物理、化学、バイオ、AIといった幅広い分野を網羅し、多様な専門性を活かした最先端の研究が展開されています。
それぞれの研究分野やメンバーの研究内容については、「メンバー」ページをご覧ください。
ICYSの規模
ICYSには、平均して、20~25名の研究員が在籍しています。
年齢構成
ICYSでは、平均年齢が30~35歳と、若い研究者が多く活躍しています。
ジェンダーバランス
ICYSでは、男女比がおおよそ半々となっており、多様性に富んだ研究コミュニティが形成されています。
性別に関係なく、誰もが活躍できる環境に加え、ワークライフバランスにも配慮した柔軟なサポート体制が整っています。
研究と生活のどちらも大切にできるーそれがICYSの大きな魅力です。
国際色豊かなメンバー構成
ICYSには、世界中から意欲と才能あふれる若手研究者が集まっています。これまでに32カ国から約200名の優秀な研究者が採用されており、多国籍・多様なバックグラウンドを持つメンバー構成となっています
公用語は英語であり、日々のディスカッションや研究発表もすべて英語で行われます。このグローバルな環境のもと、研究者同士が切磋琢磨し、世界で通用するキャリアとネットワークを築くことができます。
ICYSは、誰もが自分らしく活躍できる国際色豊な研究環境を提供しています。
研究環境と特色
研究環境・設備
ICYS研究員は、NIMSが誇る世界最先端の研究施設・設備を自由に活用できます。世界でもNIMSにしか存在しないオリジナル装置にもアクセスできるため、最先端の材料研究を最大限に追求できる環境が整っています。アイデア次第で、ここでしかできない革新的な研究に挑戦するチャンスが広がっています。
実績(研究成果・受賞)
研究実績 ・成果
各ICYS研究員は、毎年平均3本以上の研究論文を発表しており、その多くが主要国際誌や分野のトップジャーナルに掲載されています。高い研究成果は、被引用インパクト(FWCI)や特許出願件数などにも反映されています。
直近5年間の主な研究実績は以下の通りです。
| 年度 | 論文数 | FWCI | 一人当たりの論文数 | 特許出願件数 |
|---|---|---|---|---|
| 2020 | 84 | 1.31 | 2.9 | 21 |
| 2021 | 106 | 1.64 | 3.5 | 18 |
| 2022 | 73 | 1.37 | 2.6 | 6 |
| 2023 | 61 | 1.10 | 2.8 | 8 |
| 2024 | 65 | 1.36 | 2.8 | 2 |
プレスリリース・受賞
プレスリリース
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プレスリリース
NEWICYS RFのDr. Sutrisnoが、細胞の老化と損傷を同時かつ超早期に検出する新しい技術を発見!
【Title of paper】 Visualizing the chronicle of multiple cell fates using a near-IR dual-RNA/DNA–targeting prober -
プレスリリース
NEWICYS RFのDr.西岡が、イオンゲルとグラフェンで、機械学習の計算を劇的に省力化できるAIデバイスを実現。
【Title】 Two Orders of Magnitude Reduction in Computational Load Achieved by Ultrawideband Responses of an Ion-Gating Reservoir
受賞報告
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受賞
NEWICYS RFの上沼 駿太郎氏が、シクロデキストリン学会よりシクロデキストリン学会奨励賞を受賞しました。
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受賞
NEWICYS RF Linawati SUTRISNO氏が中国、蘇州市で開催されたThe 1st Academic Conference on Bionic Materials ChemistryにおいてPresentation Awardを受賞しました。
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お知らせ
NEWICYS RF Nattapol MA氏の研究課題が2025年ノーベル化学賞受賞の北川進教授が研究総括を務めるJST「さきがけ」2025年度プログラムに採択
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受賞
ICYS RF 西岡大貴氏がNeuronics25において、Best Oral Presentation Awardを受賞しました。
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受賞
ICYS RF Thao Phuong DOAN NGUYEN氏がBest Presentation Awardを受賞しました。
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受賞
ICYS RFの辻 赳行氏がNDNC2025において、Young Scholar Awardを受賞しました。
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受賞
ICYS RF 西岡 大貴氏とICYS卒業生の石井 秋光氏、只野 央将氏、土井 康太郎氏、松田 翔一氏が第20回NIMS理事長賞を受賞しました。
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受賞
ICYS RF西岡大貴氏が第9回 応用物理学会 薄膜・表面物理分科会において論文賞を受賞しました。
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受賞
ICYS RF 西岡大貴氏が第57回(2024年秋季)応用物理学会において講演奨励賞を受賞しました。
ICYSパンフレット等資料
ICYS Annual Report 2024
2026年3月発行
英語
ICYSの活動報告、ICYS RFの研究要旨、特許、出版物、書籍、表彰、NIMS定年制研究職に任命されたICYS卒業生のリストを紹介。

『NIMS NOW 』 ICYS 特集号
2022年9月発行
日本語/英語
ICYSの魅力を凝縮した一冊。
「ICYSがあるから今がある」Alumni特別対談や、独自テーマでの研究、手厚い事務サポート、多彩なキャリアパス、センター長への5つの質問など、ICYSならではの魅力を紹介。



