Ravi Gautamポスドク研究員、Nikita Kuleshリサーチフェロー、間宮広明主席研究員、大久保忠勝副センター長、世伯理那仁グループリーダーらと東北大学および産業技術総合研究所は、鉄系の軟磁性アモルファスリボンに新たなナノ組織・磁区構造の制御技術を導入し、電力損失を従来比で50％以上削減することに成功しました
2025.09.03
Ravi Gautamポスドク研究員、Nikita Kuleshリサーチフェロー、間宮広明主席研究員、大久保忠勝副センター長、世伯理那仁グループリーダーらと東北大学および産業技術総合研究所は、鉄系の軟磁性アモルファスリボンに新たなナノ組織・磁区構造の制御技術を導入し、電力損失を従来比で50％以上削減することに成功しました。
Ultra-low core loss in Fe-enriched soft magnetic ribbons enabled by nanostructure and high-frequency domain engineering Press Release
R. Gautam, S. Hiramoto, N. Kulesh, H. Mamiya, S. Okamoto, N. Ono, T. Ogasawara, T. Ohkubo, and H. Sepehri-Amin, Nat. Commun. 16, 8022 (2025) .
R. Gautam, S. Hiramoto, N. Kulesh, H. Mamiya, S. Okamoto, N. Ono, T. Ogasawara, T. Ohkubo, and H. Sepehri-Amin, Nat. Commun. 16, 8022 (2025) .
図: 従来のアモルファスリボンのナノ組織と磁区構造(左)と、本開発材料のナノ組織制御および磁区構造制御(右)の模式図。
中央のグラフは、これらの制御によって軟磁性材料の電力損失を50%以上低減できたことを示している。