第一原理量子物性グループ
大規模第一原理計算等を用い、複合系の量子物性を定量的に明らかにする
第一原理計算手法、大規模解析手法、量子伝導解析手法等の量子論に基づくシミュレーション手法を用いて、ナノ物質、表面・界面、ナノ複合体等の新規な物質・材料の構造、物性、機能を原子レベルで解明し予測することを目指しています。
量子多体系が示す物質相と量子もつれの構造
アーキテクトニクスのための『建築資材』となる量子物質に内在する量子情報キャリア(電荷、スピン、複合励起、あるいは分数粒子)の理論的な解析・設計、さらには情報キャリアが凝集することで創発する物質相と粒子間に量子もつれが生成される過程を理解することで、量子物質研究に貢献し、デバイス応用研究と連携していきます。
専門分野・研究対象
以下の分野で研究をしています。
- 表面・界面科学 : 表面反応、ナノ構造、など
- 電子ダイナミクス : 量子伝導、分子伝導、励起ダイナミクス、など
- 物質科学 : 誘電体材料、酸化物、カーボン系ナノ構造、など
- 生体物質 : DNA、イオンチャネル
- 解析手法・コード開発