カリキュラム

本プログラムでは、NIMSの研究者が九州大学の教員としての身分を与えられており、学生は最先端の研究現場で研究活動を行いながら、博士号取得ができます。必要に応じて物質・材料研究機構及び九州大学に設置されている研究装置・設備を利用する事が可能で、質の高い研究をすることができます。

また、外国人学生を積極的に受け入れており、国際的な多様な価値観やコミュニケーション能力を身につけながら、世界で活躍できる素地を養えます。

研究の企画力を養う必須科目

修了要件の一つである総合科目「リサーチプロポーザル」では、自分の専門以外の化学・材料の分野において発展しつつあるテーマを選び、問題をとらえて新たな研究を計画し、文献などにより過去の研究結果を基に、その計画の正当性などを多角的に検証します。学府を超えた複数の専門教員による指導を受けながら進める事で、研究計画の企画力を養うことを目的としています。

学生セミナー

本プログラムのカリキュラムとして、学生の研究発表セミナーを取り入れています。在学生全員と全教員が参加し、集中的に実施されます。発表も質疑応答もすべて英語で行われるほか、指導教員以外の教員からも講評を受けます。本セミナーは、プレゼンテーション能力や英語力の向上のほか、自己の研究の進捗状況を確認し、学位取得までのスケジュールを確かなものとすることを目的としています。


2022年11月に開催された学生セミナーでは、Dennis Edgard JODIさん(北嶋先生)、Silvia POMESさん(大村先生)が優秀発表賞を受賞しました。