ICYS事務局

国立研究開発法人 物質・材料研究機構
若手国際研究センター

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お知らせ

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ICYSリサーチフェロー Nattapol MA氏の研究課題が2025年度科学技術振興機構(JST)「さきがけ」に採択されました。

ICYSリサーチフェロー Nattapol MA 氏の研究課題が2025年度科学技術振興機構(JST)「さきがけ」に採択されました。「さきがけ」は、社会や経済を変革し得る科学技術イノベーションの源泉となる新たな科学知識に基づく創造的な革新的技術のシーズ(新技術シーズ)を世界に先駆けて創出することを目的とするネットワーク型研究です。

多様な研究課題が幅広く採択され、異分野の研究者とのネットワークが形成されます。若手研究者として独立した研究を推進できる機会であり、成長を促すための多彩な支援があります。また、柔軟なマネジメントと専門知識を持つアドバイザーのサポートにより、若手研究者の自立や研究環境整備も支援されます。

研究領域: 材料の創製および循環に関する基礎学理の構築と基盤技術の開発

研究課題名: Development of metal-organic glasses for intermediate-temperature hydrogen production

【研究概要】
酸化物ガラスで確立された組成チューニング戦略を活用し、金属有機ガラスの設計上の制約を克服する新たな合成手法を開発することを目指す。本研究では、網目修飾体と網目形成体を戦略的に導入することで、ネットワークドメインサイズや局所構造を制御し、金属有機ガラスの物性を精密に調整する。最終的目標は、中間温度領域における水電解に必要な高いプロトン伝導性を有する、サステナブルな材料を実現することである。

関連リンク
2025年度 戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の新規研究課題・総括総評
https://www.jst.go.jp/kisoken/presto/application/2025/250918/250918presto.pdf

Dr.Nattapol MA
ICYSリサーチフェロー
Nattapol MA