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プレスリリース


粘土鉱物中のセシウム吸着場所をNMRで特定
~セシウムの土壌固定化メカニズム解明へ前進~

2016.11.10

国立研究開発法人物質・材料研究機構 先端材料解析研究拠点 極限計測分野 強磁場NMRグループ・丹所正孝 (たんしょまさたか) 主幹研究員および機能性材料研究拠点 機能性粘土材料グループ・田村堅志 (たむらけんじ) グループリーダーらからなる研究チームは、粘土鉱物が「エッジ」に空間を持つ時に、強くセシウムが吸着する場所が少なくとも2つあることを、人工的にエッジ空間を作り出した粘土鉱物を用いて初めて明らかにしました。セシウムが土壌中で固定化されるメカニズムの一端を明らかにしたことで、今後の汚染土壌処理 (中でも減容化) に大きく寄与するものと期待されます。


詳細はNIMSホームページ・プレスリリースをご覧ください。







コンパクト超高磁場NMRの実現へ
- レアアース系高温超伝導ワイヤを使用したNMR装置を開発 -

2016.1.8

理化学研究所 (理研) と、ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社、物質・材料研究機構、株式会社JEOL RESONANCE、千葉大学の共同研究グループは、レアアース系高温超伝導ワイヤを用いた核磁気共鳴 (NMR) 装置を開発し、タンパク質試料のNMR測定に成功しました。


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世界最高磁場のNMR装置(1020MHz、24.0テスラ)の開発に成功
高温超伝導体の応用が決め手 新薬創製・新物質開発の高速化にむけて大きな前進

2015.7.1

NIMS、理研、株式会社神戸製鋼所および株式会社JEOL RESONANCEからなる研究チームは、JST 先端計測分析技術・機器開発プログラム「超1 GHz -NMRシステムの開発」の一環として、1020MHzという世界で最も強い磁場を発生できる超高磁場NMR装置の開発に成功しました。


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超伝導磁石の世界最高磁場24Tを発生
酸化物高温超伝導線材を用いた小型・強磁場NMR 装置へ道

2011.9.7

NIMS 超伝導線材ユニット マグネット開発グループの松本 真治主任研究員らは、JASTEC等と共同で実施するJST研究成果展開事業の一環として、超伝導磁石の世界最高磁場を更新する24.0 T(テスラ)の磁場発生に成功した。


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固体核磁気共鳴(NMR)量子コンピューターの新しい操作原理を発見
大規模なNMR量子コンピューターの実現に一歩

2011.7.6

NIMSの極限計測ユニット 強磁場NMRグループの後藤 敦 主幹研究員らは、強磁場共用ステーションの設備および独自に開発した装置を用いて、未来のコンピューターと期待される「量子コンピューター」の有力候補の一つである「固体核磁気共鳴(NMR)量子コンピューター」の新しい操作原理を発見しました。


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光合成細菌が持つ集光機能物質の構造を世界で初めて解明
 - バクテリオクロロフィルc 複合体の積層構造
物質・材料研究機構の強磁場固体NMRが決め手

2009.4.28

ナノ計測センターは、炭素とマグネシウムの固体NMR等の手法を用いて、葉緑素の一種であるバクテリオクロロフィルcと呼ばれる分子が、実際の生体内でどのような構造になっているかの詳細を解明することに成功しました。


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酸化物系超伝導NMR装置を用いて、
世界で初めてタンパク質の高分解能NMR計測に成功
930MHz 高分解能NMRマグネットの稼働開始

2008.10.17

NIMS、理化学研究所、(株)神戸製鋼所、日本電子(株)の研究チームは、世界で初めて酸化物系超伝導コイルを使用した高分解能NMR装置を開発し、タンパク質水溶液サンプルのNMR測定に成功しました。


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