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物質・材料研究の『使える!メールマガジン』
臨時増刊号
2024.12.25
NIMS & 文科省マテリアル戦略関連事業
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nano tech 2025 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
1月 29-31日 東京ビッグサイト 東ホール&会議棟
NIMSは、1月29日から31日にかけて開催される nano tech 2025に出展いたします。
nano techは、研究開発の重要な共通基盤技術であるナノテクノロジーを軸に、
未来技術の社会実装を探求する場として、革新的な材料や次世代デバイスが集結し、
研究開発の事業化とイノベーション共創を実現すべく開催されるイベントです。

本日から6回にわたって、nano tech 2025でご覧いただきたい材料や技術を、
メルマガ読者の皆様に一足先にお届けします!
注目の材料&技術ピックアップ  第1回 
  FILE. 1  
高効率で低消費電力!
極低温技術の新時代を拓く
NIMS発の磁気冷凍システム
神谷 宏治(エネルギー・環境材料研究センター)
磁気冷凍機の写真
液化水素、超伝導、量子コンピュータなど、極低温環境を必要とする分野は多岐にわたっています。このような先端分野が盛り上がる中、その基盤を支える冷凍技術に新たな展開が求められています。

従来、これらの極低温環境は主に気体圧縮式冷凍機や希釈冷凍機を用いて実現されてきました。一方で、大幅な効率向上はこれら従来の技術では難しいとされています。また、冷媒であるヘリウムの価格が高騰している現在、ヘリウムの使用を最小限にする新しい冷凍技術の開発も重要な課題です。

その答えを見つけたのが、NIMSの神谷グループリーダー率いる研究チームです。彼らは、磁性体へ外部磁場を作用させた際に生じる吸熱・発熱反応(磁気熱量効果)を利用した磁気冷却技術を発展させ、液化水素の製造が可能な高効率で低消費電力な極低温環境を実現しました。

この成果は、極低温環境を必要としている企業や研究者だけでなく、未来の人類社会を支える技術を学びたい学生にとっても必見です。nano techは、最先端の研究開発を間近で見て、その可能性を実感する絶好の機会です。NIMSブースで、未来を切り拓く新技術にぜひ触れてみてください。
動画アイコン 【NIMS公式YouTubeチャンネル「まてりある’s eye」】
『磁石がモノを冷やす!「磁気冷凍」で水素を液化』
プレスアイコン 【【プレスリリース(2022.4.11)】
「革新的水素液化技術への挑戦」
 
 
nano tech 2025 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
nano tech 2025
国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
- イノベーションで未来のビジネスを拓く -
Bridge to Future Business: Innovating Nanotechnology
1月29日(水)-31日(金)
東京ビッグサイト 東ホール&会議棟
【参加無料・要事前登録】 
nano tech 2025 特設サイト
 
「nano tech 2025」
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