招待講演

招待講演1 (日本語講演)

10月5日(木)10:25~11:10(45分)
小島 啓ニ (経歴)
株式会社日立製作所
執行役専務 兼 サービス&プラットフォームビジネスユニットCEO
「Society 5.0に向けた物質・材料研究」
日本をはじめ世界各国は、高齢化や大気汚染、インフラ設備の老朽化など様々な社会課題に直面しています。これに対し、日本では、人工知能やロボットなど最新のデジタル技術を各種産業や日常生活に取り入れ社会課題を解決するSociety5.0に向けて、国全体で大きく取り組んでいます。 本講演では、Society5.0の実現で重要となる物質・材料研究への期待や役割について語っていただきます。

招待講演2 (日本語講演)

10月5日(木)13:45~14:30(45分)
中尾 正文 (経歴)
旭化成株式会社
代表取締役 兼 副社長執行役員
「オープンプラットフォームで狙う新素材開発」
旭化成グループはマテリアル、住宅、ヘルスケアの3つの領域に多様な事業群を有し、さらなる高度化を目指して活動を行っています。その中でもマテリアル領域は、創業からの源流の事業であり、当社ならではの長年培ってきたコア技術を有し、競争力の源泉となっています。しかしながら、新興国の最先端分野での台頭、MIによるサイバー空間上での製品開発など、大きな環境変化に直面しつつあり、これらに対応するためにMIを活用した研究開発の基盤整備を推し進めています。NIMS主導のマテリアルズ オープン プラットフォーム(MOP)は、この活動を加速する画期的な取組として大きな期待を寄せています。一方で、ビジネスのあり方や競争環境に劇的な影響を及ぼすことから、様々な視点から取り組みを進め、独自の競争力も磨き上げ、世界で勝ち抜く事業の創出へ結びつけていきたいと考えています。